アラフォー最後のダイエット〜1日目〜体重を50キロにするまで

中年太り。
あるいはデブ。
はたまたぽっちゃり。

実に様々な言葉が溢れているが、全てはデブに通ず。

二十代の時はちょっとご飯を食べずに動いていれば体重が痩せていた。これが28、30、35と歳を重ねるにつれてピクリとも動かなくなり、41歳、59.8キロ。ほぼ60キロ。痩せる事なくキープしている。

これまでも、人生の節目イベントごとに痩せよう痩せようとしていたが、痩せたとて元通り。
こうなってくると、プロフェッショナルデブを名乗ってもおかしくない。
59.8キロをデブというと、もっとデブはいるぞ!と謎のお叱りもあるかもしれないが、私の腹は下着に乗っているのだ。腹が満腹だろうと空腹だろうと風呂上がりだろうと、私の腹は下着にガッツリ乗ってるのだ。姿勢が悪いせいもある。
ただそれでも私の腹は下着に乗って、お股が腹の肉で見えないのだ。
私は夜の仕事を副業としてやっている。仕事終わり、家に帰った時の老け度合いがヤバい。そしてそんな時決まって、顔の丸さや首と顎の肉が気になる。
そう、40歳を超えると面白いぐらいに顔が浮腫みやすいのだ。そして、普段はギリギリ二重顎じゃない顔さえも、浮腫みでムッチリしているのだ。考えれば考えるほど恐ろしいが、これがアラフォーだ。
40を迎えるまでの小娘の私は、40なんてただの数字だと思っていた。これが全く違うことに気づいたのは、後の祭りのアラフォーからだ。

本当に痩せよう、と思ったのは夜の仕事のギャランティが影響している。
現在、諸事情によりお金に困っているので(資格取得にお金が飛んでいっている。一部学校に通っているため、昼の仕事に就けず渋々夜の仕事をしている苦学生系の事情だ)とにかくサクサク稼ぎたい。単純にギャラを増やしたい。
接客は割と愛嬌よくやってるし、店舗の売上ランカーだし、交渉はうまく行くだろうと思っていた。しかし、現実は厳しかった。
私自身はギャラアップには至らず、私よりも細身で可愛い女の子がアップした。その子はランカーではなかった、単純に店長の好みの女の子だ。店長は自分好みの子のギャラを弾む事を知っているので(別に手をつけるわけではないが、明らかに可愛がるのだ)正直、またか‥と思った。店長の好みの女になるつもりはない。
ただ、家に帰った時の浮腫んだ顔や表情を見て、ふと現実の厳しさを改めて痛感したのだ。
体型に手を抜かずこそのプロ。20代の子に比べて、多少の見劣りはしたとしても、大幅な見劣りは御法度だ。
これまで、何となく目を瞑っていたデブであるという苦い現実と、改めて向き合うこととなった。

しかし、私は挫折とデブをキープするプロだ。
何とかしよう、という事でnoteにマガジンとして綴ろうと思う。

デブの最後の悪あがきを。

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