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新人教育 / ChatGPTの神格化を阻止する

この時期に新人教育の話をするのはどうかと思うのですが、どうしてもお話ししておきたいことがありまして…。

新人さん、ChatGPTを過信しすぎていないか?

何もChatGPTを使うのはダメということではなくて、ChatGPTで調べてそれで結論に至るのがダメ。

だって、平気で嘘つくことだってあるんですよ?

ていうか普通に検索エンジンで調べた方が早いですよ?

会社として対策すべきこと

結論、マニュアルを作る。

「マニュアルがないからChatGPTで調べている」

とある現場ではこういった声もあったみたいです。

そんなバカなって感じはしますが、このような行動を取ってしまうのは現場にマニュアルがないから。

会社に責任が回ってくる恐れもあるかもしれないので十分注意が必要です。



先輩は諭していこう

僕の部下に当たる子もChatGPTを過信している一人でした。

ですが、今ではしっかりとネット上の情報を集めて答えを見つけるようになっています(本来はこれをやるべきなんですが…)。

僕が実践した教え方としては以下の通り。

・その答えは誰が言っているのかをよく考えよう
・一次情報、二次情報、三次情報を切り分けよう

これだけです。

その答えは誰が言っているのかをよく考えよう

その答えのソースは何?根拠はあるの?と問いてみると効果抜群。

まぁ100%「根拠ありません」と返事するのでChatGPTとの向き合い方を改めるようになります。


一次情報、二次情報、三次情報を切り分けよう

以下の内容を伝えましょう。

一次情報:自身が直接体験して得られた情報のこと。一番信用度が高い。
二次情報:自身が体験して得た情報ではなく、一次情報を持った第三者から得た情報。レビューやニュース、論文書といったものが挙げられる
三次情報:情報の出所が一切不明なもの。信用度は全くない。

これを解説したら大いに納得してくれました。


ChatGPTの頼り過ぎはNG

ChatGPTは使ってもいいけど、あくまで参考程度ということに留めておきましょう。

情報の扱い方一つで仕事の質に大きな差が表れてきます。

ChatGPTとうまく付き合っていくのも仕事のうちです。

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