紙1枚!には書ききれない
読書をしてもすぐに内容を忘れてしまう。
「良い本だから、ぜひ読んで欲しい」
そう、人に言いたいだけなのに、内容を上手く伝えられない。内容を伝える必要はないのかもしれないが、書籍の良さを伝えられないことに歯がゆさを覚えてしまう。
そんな悩みを解決してくれる書籍に出会ってしまった。それが【早く読めて、忘れない、思考力が深まる「紙1枚!」読書法】だ。
しかし、読めば読むほどわからなくなる。しかも、どんどん新しい言葉や方法を紹介されるので、何から始めれば良いのかわからない状態。出口の見えないラビリンスだ。
さすが、レビューの評価が二分化しているだけのことはある。ハマる人にはハマる、アインシュタインの稲ちゃんのようなイメージかもしれない。
しかも、書籍を読み進めていくと、後半は特に見失いがちになる。最後は完全に諦めてしまった。
でも、まあ、やってみれば何とかなりそうな気もするので、とりあえずやってみよう!神様は挑戦することだけを望んでいる、とマザーテレサも言っている。
「紙1枚!」読書法
【「紙1枚!」読書法】は、元トヨタ社員の浅田氏が考案したフォーマットを使って、書籍の内容を1枚の紙にまとめる画期的な方法だ。
特に書籍の前半を読むと
「えっ?そんなので良いの?」
と思わされる。
何せ、「読解に正解はない」というのだ。読書感想文に苦しめられた幼少の頃に出会いたかった書籍No.1である。読書は自由なのだ。つまり、あなたが読みたいように読んで、勝手に解釈すれば良いということになる。
実に心強い言葉だ。
国語のテストに苦しめられたが、「それってあなたの感想ですよね?」と、ひろゆき風に跳ねのけてしまえば良いらしい。とはいえ、実際の試験ではそうも言っていられないが……
「紙1枚!」の書籍を読み、本を読むのがより楽しみになってきた。まとめたい欲にまみれている状態だ。
とりあえず、簡単そうだがなかなか読む機会がなく積読となっていた「小さな習慣」で挑戦してみることに。
書籍を読みながらキーワードを抜き出してみた。8割くらい完成したが、職場の就業前に取り組んでいたので、中途半端になってしまった。
しかし、手応えとしては「意外といけそう」である。しかも、ブログや記事執筆など、他のことにも応用できそうだ。
職場の勉強会に応用
職場で勉強会が開催された。
「どのような形式でも良いのでレポートを提出すること」
これ幸いと、紙1枚にまとめてみることに。テーマは「PLCソフト設計(基礎知識)」だ。
今回の勉強会は基礎的なことの学び直しのため、知っていることばかりだった。つまり、私のような古参兵向けではなく、主に新人向けの勉強会ということになる。
ふと隣を見ると、後輩Sはスヤスヤと眠っていた。「Sよ、お前は一番わかってないだろう!」と思ったが、自分自身が睡魔に襲われそうだ。人のことなど構っている暇などない。
半分寝ぼけた頭で話を聞いていたが、意外と大丈夫だった。なぜなら、今回はPDFの資料という、強い味方があったからだ。PDFを見ながら、じっくりキーワードを書き出してみた。
完成したのが、下の画像だ。一応、何かあるといけないのでボカシをいれておこう。ボカシを入れると興奮する人は気をつけて見てほしい。
フレームはEXCELを使ってA4に合う大きさで作成。印刷して手書きで書き、あとからPCで清書してみた。
しかし、まだ書き足りない。抜き出したキーワードすべてを右側のまとめに書ききれないのだ。あと2項目くらいほしいところ。
「紙1枚」の制約があることで、わかりやすくまとめられる点は素晴らしい。恐らくこの用紙1枚で、勉強会の内容もほぼわかるだろう。
ただし、今回の勉強会は、最初に設定した「Q」より少し範囲の広い内容だったのだ。だから、ここには書ききれない。もっと、もっと書きたいのだ。
書きたいが、書くスペースがないので致しかたない。とりあえず、この紙はこれで完成ということにして、さらにきちんとしたレポートにまとめて提出しようと考えている。
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