私に大切なことを教えてくれた人
みなさん、こんばんは。あいです。
今日もキャンドルの明かりに癒されながら記事を書いています。
今日はどんな一日を過ごされましたか?
私は今日、ついトゲトゲしたり、ブルーになったりして
大変な一日でした⊙﹏⊙∥
そんな日もありますよね。
こんな日はあえて、過去の良いことを思い出そうと思います。
私の恩師
私には一人、恩師と呼べる先生がいます。
彼は、本当にストイックな人でしたが、
私という人間の軸を立ててくれた大切な人です。
今日はそんな恩師についてお話ししようと思います。
恩師との出会い
私は中学の部活でバレーボールをしたいなと思い、部活動体験に行きました。
そこで初めて出会ったんです。先生はバレーボール部の顧問だったんです。
第一印象:なんかちょっと怖そう(⊙_⊙;) バレーボールの先生だし、、、
そんな印象でしたが、実際も怖かったです、笑
入部後、練習もスパルタだし、ビシバシ指導してくださりました。
ホントに辛くて、辞めてしまおうかと何度思ったことか、、
けれど、その先生はとっても熱い方だったんですよね。
私が今までに出会ったことのないほど、物事に熱心で、まっすぐで、曲がったことが嫌いな先生でした。
そして誰よりもバレーボールを愛する人でした。
自分の休日を割いてまで練習に付き合ってくださって。
そんな先生の姿を見ていると、どんなに練習が辛くても、
「辞めてたまるか」って、自然とそんな気持ちになっていました。
転機
ここで私にも転機が訪れるんですよ。
先生が私をキャプテンとして選んでくださったんです。
転機なんて大げさな、と思うかもしれません。
ですが、私にとってキャプテンとしてチームを率いていた経験は、
自分の中の軸として残っています。
正式に代が変わるとき、先生は学校の部活動集会で代表としてこんなことをおっしゃっていました。
「リーダーは、人の上に立つものではない。人々の中心にいるんだ」
これはもう忘れられないです。ずっと覚えています。
本当にかっこいい言葉だと思うんです。
リーダーだからって偉そうにするんじゃない、常にみんなの中心にいて、周りの人を大切にできるような人間。
そんな人がリーダーだと、組織がうまくいきます。
中学生にして、立派な社会経験ですよね。私は今振り返って改めて、すごい経験をしたんだなと思います。
本当のチームになる
代が変わるともちろん自分たちの代の番が来るわけです。
しかし、自分たちの代が来たからと言って、すぐチームになれるわけではありません。
もちろん、チームは編成されます。
しかし、真のチームに成りあがるまでには膨大な時間がかかります。
バレーボールでは信頼関係と連携が一番大事です。
ご存じの通り、信頼関係なんて1週間で出来上がるものじゃないんですよ。
何年もかけて確固たる信頼関係を築いていくわけです。
ある時、大事な試合で負けてしまったとき。
まだチームが完成しきっていなかったんです。
そのとき先生は
「人は変われって言われても変わらないんだよ。自分が変わろうとしないと。自分を変えられるのは自分だけなんだ」
とおっしゃっていました。これも私の大切な言葉です。
人に変化を求めるのではなくて、自分の何を直すべきなのか、
自分が人のためになるにはどうすれば良いのか考えろ、ということですよね。
私がチームを一つにまとめなくちゃ、そのためにはみんなに協力してもらうほかないと考えていた当時の自分は、この言葉にハッとしました。
まずは自分が変わらなきゃ、と。
バレーボールにかかわらず、今でも人間関係を構築していくうえで、人に何かをしてもらうんじゃなくて、まずは自分が何か行動を起こそう。どうしたら自分の悪いところを改善できるものか、と考えるようにしています。
続けててよかった
その後何とかチームと呼べるチームができて、
県大会まで出場しました。
出会った先生、仲間、協力してくれた方々、、
たまに連絡を取り合ったり、交流を続けています。
初めはきつくて苦しくて辛かったバレーボール。
今ではもうあの3年間が無かったら、自分はどんな人間になっていたのだろうというほど、大切な期間でした。
辛くても続けててよかった。
だいぶ我慢もしました。泣くことも多かったです。けれどその分、恩師に出会えて、頼りになる仲間もできて、後悔は1ミリも残りませんでした。
改めて、先生に感謝しています。
弱かった自分にたくさんのことを教えてくれた先生。
厳しいこともあったけど、すごく情が熱い人で。
そんな先生を尊敬しています。
では、今日はこの辺で。
peace.