よく聞かれる「ライターへの質問」に答えてみた【家で仕事に集中する方法ってありますか?】
こんばんは。ライターのトイです。
最近よく聞かれる質問に答えてみるのコーナー。ライターというか、フリーランスで自宅に仕事場を構えているとお伝えすると、よく聞かれる質問です。
Q.家で仕事に集中する方法ってありますか?
「フリーのライターとして、自宅で仕事をしている」とお話しすると、結構驚かれます。
「家で仕事をすると集中できなくて…」
「家だとサボってしまうので、結局カフェやコワーキングスペースに行ってしまう」
なんて悩みは、同じフリーランスの方からよく聞く“あるある”です。
コロナ禍で在宅勤務を余儀なくされたころ「家だと仕事ができないか否か」で大きく二分された気がします。
私は圧倒的に後者。周りに人がいるよりも、自分のペースで好きに仕事ができる方がスムーズに仕事ができました。
これは良い悪いの話ではなく、私がたまたま向いていただけの話なんですよね。孤独耐性つよつよで、人と話さなくても快適に仕事ができるタイプです。
じゃあ、前者の人は会社なり外なりでしか仕事ができないのか?というと、そうでは無いと思っています。
向いていなくてもコツはある。今回はその方法をお答えしていきます。
A.仕事モードに切り替えられる「行動」を用意しておく
おすすめなのが、仕事モードに切り替えられるスイッチをつくること。
誤解されがちですが、やる気スイッチではなく「仕事モードスイッチ」です。やる気があろうとなかろうと、仕事はしなきゃいけないので。
仕事モードスイッチとはなにか。それは「行動」です。
たとえば会社勤めなら、会社で仕事をするまでに以下のような行動をとるはず。
起きて身支度
朝ごはん
通勤
会社でコーヒーを飲む
ニュースチェック
毎日行う一つひとつの行動が「仕事するか〜〜〜」という頭にさせていくと思うんです。
自宅で仕事をするフリーランスは、ここがかなり曖昧になりがち。寝巻きのままメールチェックしたり、歯を磨きながらToDoを確認したり。
これが仕事に集中できないポイントだと思っています。実際私も、だらっと始めてしまうと、だらっと仕事をしてしまう。
スイッチとなる行動はなんでも良いと思いますが、何か一つだけに設定しない方がいいな〜という気がしています。
たとえば「コーヒーを飲む」だけだと、休日にコーヒーを飲んだりカフェでコーヒーを飲むこともあるわけで、コーヒーを飲む=仕事モードに結びつきにくい。
一連の動作で、脳が明確に「おっと、今日の仕事が始まるようだぞ!」と思わせるようにするのがコツ。
私の場合は
起きて歯磨き・顔を洗う
着替え
日焼け止めを塗る
浄水ポットに水を入れお水を飲む
お湯を沸かしてコーヒーを淹れる
コーヒーを持ってデスクの前に座る
この流れが「仕事モードスイッチ」。考えなくともスムーズに動ける流れでもあります。
仕事モードにするには、他にもこんな行動をいくつか組み合わせると良さそう。
着替える
化粧をする
コーヒーや紅茶を淹れる
ラジオをつける
ブルーライトカットメガネをかける・コンタクトを入れる
ToDoをチェックもしくは書き出す
日誌を書く
仕事スペース(別部屋やデスク)に行く
自分にとってストレスにならない程度の行動であればなんでもOKです。
プライベートの延長線上で仕事をしてしまうと、集中できなくなりがちなので注意。たとえばベッドの上でPCを開くなんかは、あんまりおすすめしません。というか睡眠スペースに仕事を持ち込みたくない。。
自分の作業部屋や机がなく、家族と共有の机で仕事をしている場合もあるかと思います。
そんな時は一旦、机を掃除すると良いですよ!物を整理し拭き上げる。これだけの行動でも、仕事モードに切り替えるステップになってくれるはず。
その他のコツ
それ以外にも、いくつか意識して行なっていることがあります。
それが「仕事スペースで食事をしない」と「簡単にできる仕事からはじめる」こと。
「仕事スペースで食事をしない」というのは、仕事とプライベートを分けたいから。
せっかく仕事に集中できるように仕事スペースを作っても、そこにプライベートを持ち込んでは意味がない。思っている以上にプライベートの侵食の力は凄まじいので、なんとか阻止しましょう。
「簡単にできる仕事からはじめる」というのは、仕事モードスイッチを入れた脳を、さらにブーストさせるイメージ。
せっかく仕事モードに切り替えたのに、初っ端から難しい仕事に取り掛かると「やりたくなーい!」と脳内の自分がゴネはじめます。ゴネませんか?
簡単な仕事は、本当に簡単でいいです。メールの返信でも良いし、仕事に必要な資料の収集でも良い。
私の場合は、20〜30分くらいで書き上げられる原稿から取り掛かります。むしろ前日のうちに「明日の朝に残しておこう」と、簡単な部分だけ書かないこともある(笑)。
難しい仕事に5分だけ取り掛かってみる、というのも良い方法だけど、私は集中できる時間帯が午後なので、これは人によりけりかもしれません。
簡単に言えば「仕事のハードルを下げてからスタートする」ってことでしょうか。
さいごに
まとめると
仕事モードに切り替えができる行動でプライベートと分ける
仕事をする場所はプライベートに侵食されないようにする
とっつきやすくすぐに達成できる仕事からスタートする
以上が自宅でも集中できるコツです。お試しあれ!
……とは言いつつ、体調や気圧、強大なストレスのかかる仕事に取り掛かる時なんかは、全力で仕事に向き合うのは難しいですよね〜〜〜
私は朝が弱いので、そもそものスタート時間が他の人より遅いですし。
別に自宅でしか仕事をしていけないのでなければ、コワーキングスペースでもカフェでも使うのは良いことだと思っています。
私は「〇〇に行って仕事をするなら、まずは化粧をして、必要な物をまとめてバッグに入れて、着替えて髪をセットしt……いやめんどくせーわ!家で仕事最高ゥ!!」ってなるので、向いていない!
一番のコツは、自分の性格を理解してうまく手懐けることかもしれません。