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STEP67 抹茶のお菓子は〇〇で味も劣化する!
前回から抹茶のお話をしております!
日本らしい素材でありながら、世界中で人気のある抹茶ですが、2つの注意点を意識して販売しないと見た目も味も悪くなる!
というお話です。
● 抹茶は○○するとまずくなる!
抹茶スイーツの包み方注意点
まず一つ目は
光を避けて退色させない!でした!
光に当てると色褪せて残念な色になってしまいます。
今回は二つ目の注意点!
それは酸化させない!です。
酸化ってつまりは、空気中の酸素と結びついて変質してしまうということ。
空気の中に酸素は存在しているので、どんなお菓子も置いておけば酸素にさらされています。
ただ、お菓子の中でも酸化しやすいとか、酸化すると不味くなるものはありまして、油脂の多いお菓子やナッツなどは酸化が大敵だと多くの人が知っていますね!
実は抹茶のお菓子も酸化するととっても不味くなります!!
私、以前実験したことがあるのです。
抹茶のクッキーを作ってあえていつもよりも長い期間置いてから食べてみたのです。
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そうしたら抹茶のフレッシュな風味は一切なくなり、油が変質して古い揚げ油のような香りでした。
そして、食べてみると油粘土のような味!
(もちろん油粘土を食べたことはありませんが、イメージです)
同時に作ったプレーンクッキーは出来立てよりは味は落ちていても、まだおいしいままだったのに抹茶は同じ期間でもすごい劣化だったのです。
●抹茶はデリケートな材料という事を理解しよう
wrappedの生徒様もマルシェでクッキーを、何種類も作って販売した際に
売れ残った抹茶のクッキーを食べてみたら味が落ちていて焦った!
という方もいらっしゃいました。
前回にも書きましたが、抹茶は光にも弱く、酸素にも弱くとってもデリケートな素材です。
それを使ったお菓子もデリケートになるのは当然と言えば当然ですね。
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なので、皆さんが販売の時に
「当店では〇〇産の高級抹茶を使用しています」と説明していても
そのお菓子の包装方法や販売時の商品管理ができていないと、台無しになります。
そして、お客様ってみなさんそんなに暇じゃないので、まずかったなと思ってもクレームをしてくれることの方が少ないです。
ほとんどの方はまずいと思ったら「あの店で買うのはもうやめよう」で終わりです。
あとは直接言わないにしても口コミサイトやSNSに不満を書いて終わるとか…。
お菓子を製造している自分は出来立てのおいしい状態ばかり食べていると、時間が経ってお菓子が変化していることに気が付かずに販売して、知らないうちにお客様の信頼を失うことも十分考えられるのです。
では、デリケートな抹茶のお菓子を実際に販売する時にどのようなことに
気をつけたらいいでしょうか?
明日また次回お話ししますね!お楽しみに!
この記事は内野未紗が配信する
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いつも温かいコメントありがとうございます!
全てのコメントにお返事することは難しいですが全て読ませていただきます。
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