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無言勢になった訳と無言勢であり続ける理由
しゃ
VRChatで無言勢になってもうすぐ一年。
いい機会なので私自身を知ってもらうためにも、私が無言勢になった訳を1から書こうと思います。
最後までご覧いただければ幸いです。
毎度の如く読みにくい文章です。ご了承をば。
あくまでも私自身のことです。
無言勢になった訳(まだ序章)
私は去年の3月末に無言勢になりました。つまりその前までは普通に話していたという事であります。
大学に進学するにあたり、一人暮らしをすることになりました。
しかし、入居するアパートには防音設備がありません。そのため、どのくらいの音量で話していいのか分からなかったのです。ふん。
さすがに入居早々騒ぎ立てる訳にはいかない。
それで追い出されでもしたら、大学どころではなくなってしまうじゃないか。
最初のうちは大人しくしていようと言う判断に至りました。
その後(まだ本編じゃないよ)
入居から3ヶ月が過ぎました。
一人暮らしも徐々に慣れ、少しずつ周りを見る余裕が出てきました。
上の階や隣の部屋からは歌い声や楽器の音が頻繁に聞こえてくることに気がつきまして(おっそ)
このアパートは楽器禁止のはずなんだけど…
…つまり多少話したくらいではあまり気にならないという事か。
試しにリアル友達とLINE通話をしてみたり、その友達を家に招いてみることにしました。
…意外と大丈夫そう。
これならVRChatで話すのも可能なのでは…?
しかし、問題はマイク。
当時VRChatではまだマイク感度の設定がありませんでした。小声で話すとノイズキャンセルされてしまい、上手く相手に伝わりません。
どうしたものか。
考えているうちにVRChatにアップデートが入りました。
その内容の一部にマイク感度の設定項目がありました。
ktkr(゚∀゚)
すぐに設定をしにログイン。
マイク感度(正確にはノイズキャンセリング強度)を0%にしていざ。
驚くほど声が入る…!
今までインジケータの端の端までしか動かなかったのに。
私の小声でも入るようになりました。
感動しました。
じゃあフレンドさんと喋ろう。
…私が喋って大丈夫かな…
出ましたいつもの癖
ここからは私自身のお話
石橋をたたいて渡らない猫(ここから本編)
「石橋をたたいて渡る」という諺がありますね。
石橋を叩いて渡る
どんなに安全そうなことでも十分に確認してから行動することのたとえ。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E3%82%92%E5%8F%A9%E3%81%84%E3%81%A6%E6%B8%A1%E3%82%8B
私は石橋をたたいて渡らない猫です。つまりは、慎重に行動しようとするけど、考えた結果何もせずに終わる。ということです。一番厄介。
結論から申し上げますと、私は「HSP」です。
今日はこれだけでも覚えて帰ってもらえると嬉しいです。
HSPとは
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HSPの特性は共感を得ることが難しく、HSPでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。
http://www.madreclinic.jp/pm-top/pm-symptom/pm-symptom-22/
無理やり要約すると「繊細さん」「レアリティはSRくらい」です。
上記にもある通り稀ではないけど、全体の認知度はまだ低いみたい。
そもそも自身も気づかないケースもあるので余計に認知されにくいのかもしれません。実際私もこれ。
私自身がしったのはわりと最近。某SNSで流れてきたプロモーション投稿がきっかけでその存在を知りました。
とりあえず一番私を知っているであろう親に意見を聞いてみるか…と母にLINEを送ってみました。
母は私が中学生くらいの時に知っていたそうです。
別にその事実に私は「そうなのねぇ」程度で悲しいことは特にありませんでした。というか悲しむ理由もありませんが。むしろ育てていただけた感謝でいっぱいですね。
性質
HSPの性質についてですが、これは人によって異なるため今回は
「全体的にこういうのがあるよ」というもの箇条書き形式で紹介していきます。
すべての人に当てはまるわけではありません。
これがすべてでもありません。
HSPだからあなたはこういう性質だ!と決めつけるのはやめましょう。
また、こういう性質があるからあなたはHSPだ!というのも同様に。
主観も含まれているところもあるのでこういう人もいるのね~って感じで
あくまで参考程度に
刺激を受けやすい
結構いろんなものに対して敏感です。光や物音、人込み。その場の雰囲気など。
他にも目には見えないエネルギーとかにも影響を受けたりします。
めっちゃ感じます。超能力みたいでカッコいいけど実際苦労する。
自己否定が強い
対人関係において相手を責めず、自分を疑う傾向があります。
ネガティヴ思考で自分に自信を持てない。怒られても自分の本音を隠してしまう。
共感しやすい
相手の気持ちを感じ取り、深く共感することがあります。
周囲の状況や人の感情を読み取って、それに自分を合わせることが多かったり。
物事に感情移入することができて感動しやすかったりします。
その分、相手の意見や感情に左右されやすいです。本音を隠すので自分の中で考え、結局本音が分からなくなることも少なくありません。
疲れやすい
刺激を受けやすいことから、疲れやすい特徴があります。
何もしていない状態でも常にアンテナを張っています。ただ人込みにいるだけでも様々なことを拾ってしまい、スリップダメージを受けます。
Bluetoothを常にオンにしているスマホと同じです。電波を検索し続けているので充電の減りが早い。(スマホはオンオフできるが、人間はできない。これが厄介)
深く情報を処理する
場の空気や人の感情を読み取ることができますが、その分たくさんの情報を処理しています。結構頭パンクしがち。
とまぁ…こんな感じの性質があったりします。
私は上記すべてが当てはまります。特に周囲の空気はかなり読み取るので、街中を歩いていても結構疲れます。相手に合わせないと…って必死になってしまいます。脳のリソースをかなり使っているので常に頭の中はいっぱい。
これを話そうかな
↓
私が話していいかな
これ話して大丈夫かな
今話すべきかな
↓
でも…あっ…あぁ…
これを無限に繰り返してます。
メリット、デメリットの捉え方は人によるので深くは追及しません。
無言であり続ける理由
正直最初は無言になることに対して抵抗がありました。
人と関わるにつれてコミュ力をつける目標もできて、できるだけ自分から会話する努力をしたかったからです。
でも、なかなかできそうもない。
自分から話しだすのは怖い。
とか思いながら日々VRChatを彷徨っているわけですが、過ごしているうちに違う感情が出てきました。
「別にいいか」
いろんな人と関わるうちに十人十色、つまり人それぞれでいいと学びました。
笑顔でうなずいてたら周りの反応等で気づかされました。
別にHSPを言い訳にするわけではありません。
でもそういう人でいっか。って気楽に考えた方が楽しめるという結論に至りました。
それでいいのかと思う人もいるでしょう。
人それぞれ過ごし方はあるのでこれが私の過ごし方でいいかなって感じです。
気が向いたら話す、話せたら話すくらい肩の力抜くか。
気軽に話せるのが一番いいのですが、今の自分にはできそうにない。
で、基本無言勢(気が向いたら話すかもね)になりました。
気持ちに多少余裕ができたのかわかりませんが、結構join頻度が上がった気がしました。(一回リセットされたけど)
ここまでいろいろ書きましたが、結論をまとめます!
まとめ
話せる環境ではある
特性上話すと負担がデカい
気抜くか
たまに話すくらいでいっか
よし、生きれてるな
感想
今回改めて自分を見つめなおしたり、HSPについて調べたりしました。
自分をしっかり理解することの大切さを改めて感じました。
うっすい内容でしたが閲覧いただきありがとうございました。
皆様のVRライフに幸あれ…