#108 言葉の奥にあるもの
学校の先生方の中には一人の子どもとのやりとりに手を焼いている方がいます。話を聞いてみると、どうやらその子はことごとくその先生の指示に反抗的であるらしいのです。言葉かけがうまくいかないと言います。だから、どのような接し方をしていいのかわからないのだと。
その先生は、言葉を使っての働きかけばかりに気持ちが傾いていると思います。どんな言葉をかけるかはもちろん大切ですが、それは、子どもに対する接し方のひとつの手段にすぎないといった基本的なことを忘れていると思います。
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