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楮半切り画仙紙と三椏半紙

久しぶりの「100枚レターブック 日本の美しい花」より彼岸花。
時機を逸しておりますが。

紙の地色がやさしい桃色系。
こういう色を鴇色というのでしょうか。
秋の朝の光をたっぷり抱き込んでより優しい色に見えます。

鴇色という名前のスタンプパッドで版画もしてみました。
内側に仕込んだ紙に使っています。

昨日は、注文していた紙が届き久しぶりの新しい紙にわくわくの午後でした。
あまり触る時間はとれませんでしたが、
そこにあるだけで。

気分上々。すごい威力。

ひとつは、水墨画に向くと説明されていた手漉き画仙紙の半切りサイズ。
説明書きの「楮繊維を原料としている」が目に入り注文。

半切りサイズは折り畳んで売っているので、
折り目というか曲げ皺?がしっかりついていることがほとんど。

曲げぐせをそのままうまく使えるようなら使いますが、
できるなら綺麗に伸ばしたほうが、使うときにきもちよい。

昨日はでそこまでたどり着けませんでしたが、週末少し時間を取ってきれいに伸ばしてあげようと思います。

楮ならではの。。。
透け感があるようでないような、
少し粗い感じを受けるのにしなやかな和紙です。

私は水墨画の素養も知識も全くないのですが、
web上でパッケージ売りされているような紙を選ぶ際、
「水墨画に向く」と表示されている紙は基本的に自分の好みであることが多いです。
今まで外したことないなと思う。

もう一つ届いた半紙は、
三椏を原料とする白いかな半紙。
気に入って使っていた三椏半紙がそろそろ底をつきそうで、
似たものを探していました。

半紙のサンプルを送って下さるお店があって、
夏くらいから何度も眺めて楽しませてもらっていましたが、
やっと注文することができました。

それにしても国産の半紙ってなかなか探せませんね。。。
半紙ですから手漉きである必要はないと私は思っていますが、
機械漉きでもなかなか。。。

もちろん価格は、私にとっては勇気がいる価格です。
1000枚入っているから1枚あたりを計算すると、
いけるかな。。。とか!つい思ってしまうのですが。笑
半紙にそこまで。
と、思っている感覚をまずは見直さないといけませんね。

今回紹介された国産半紙は、
思いっきり未晒しタイプで色が濃かったので見送りましたが、
(白目の半紙を探していたので)
いつか使ってみたいなぁと思います。

充実の一日を
藤井あき乃

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