鶴の箸置1
初めて「鶴の箸置」に挑戦したのはちょうど一年前くらいでした。
干支印を貼る場所は、やはりここしかないなと思いながら、
今年は内側に版画した半紙を挟んでみました。
清潔感がお約束の食卓上で使うものですので、
うっすら透けて見えるくらいでちょうど良いかなと思います。
「真っ白なまま」のほうが良い。
気がしないでもないのですが。
なにしろ今は、版画した紙を使いたくて仕方なく、
無理矢理にでも出番を探す親心。
この折形の「鶴」部分は、折り鶴の折り方よね。。。
と思いながら、その折り方を思い出せず、
調べればよいのですが、それもまた面倒なかんじがして、
ひたすら練習しました(この時点で「こどもの頃の記憶を呼び覚ませるかどうか」が目的になっている=ムキになっている)。
目検討とか、微妙な角度とかでは折っていなかったはず。
すべて角を合わせながら折り線に沿って折ったはず。
定規なんか使っていない。絶対に。
なのになぜかできないオトナの私。
というか微妙な折りが難しい。
10羽も折るとなんとなくコツはつかめるけれど、
「そうそう!ここをこう合わせて折る!」の確信にたどり着けない(又たどり着けない事が増えましたね)。
これがつかめないと、
毎回本を見なければいけませんし、
いつも同じに仕上がらないわけです。
やはり折り鶴の折り方調べてみようかな。
この鶴の箸置きは山根折形礼法教場のオリジナルだそうです。
お正月にはぴったりの折形です。
参考文献:暮らしに使える折形の本 山根一城著
見通しよくいきましょ
藤井あき乃