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きっといいことありますように

「おめでとう」という印もしばらく試作していた時期があったのですが、
ひらがなは難しく(いつもだな)、
漢字にすると「お目出度う」となり、
ひらがなと漢字が混在する難しさもあるけれど、
字面的にどうなん?ということもあり、
「御祝」という印もあるし、なんなら「およろこび」という印もあるので、
まいっか。でずっときた。

まいっか。と思ってきた理由は別にもあって、
何か幸せな事があったから、伝える言葉(おめでとう)というよりも、
よいことがあるといいね。きっとあるよ。きっとありますように。
という言葉のほうがもっといいなぁと思っているから。
希望的観測。
というよりももっと強い思いがこもった言葉。

長年ご愛顧いただいております「幸を祈」という遊印はそんな意味を込めて作った印だけど、
もうひとつなにか欲しいなと最近思っています。
もう少し小さめで添えられるような印。
まず言葉とであわねばなりませんが。

上の画像は、
最近調べている「祝」。
もともとは「いのる」という意味を持った字のようです。


シュク、シュウ
いわう、いのる、はふり
会意。示と兄とを組み合わせた形。
示は神を祭るときに使う机である祭卓の形。兄はさい(神への祈りの文である祝詞を入れる器の形)を頭に載せている人の形で、神を祭る人をいう。神事を担当する者は、兄弟の中では長男であった。祝は祭卓の前で神を祭ることを示し、「いのる」の意味となり、また「いのる人、はふり(神を祭る人)、神官」の意味となり、のち「いわう」の意味にも使う。

「常用字解」白川静

「祝祈」という言葉に「幸福を祈ること」という意味があると読んだことがあって、ずっと頭に残っている割には、長い間探しだせずにいます。
日本語としては使われていない言葉なのでしょうが。。。
とっかかりとして、
「祝」「祈」「幸」あたりから書いたり調べたりしているところです。

見通しよくいきましょ
藤井あき乃


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