解を探すな、問いを探せ
雨が続く梅雨が明けて、一気に夏本番となりました。
短パン、Tシャツが楽なので、夏は比較的すきなのですが、
流石に猛暑となると、何もしなくても体力だけが奪われていきますね( ; ; )
夏バテ、脱水症状にはお気をつけください。
さて、本日は’’解を探すな、問いを探せ”というテーマで
キャンスタ編集部の奥西が問いていきます。
みなさまも、仕事をしている中で、あらゆる課題に直面しますよね。
「お客様からの注文が減少してきている・・・」
「競合他社が新たなサービスの提供開始で、ピンチ・・・」
「やりたいんだけど、精通した人材が社内にいないじゃないか・・・」
何かしらの問題が発生した際に、
「○○さん、どうしたら良いと思う??」
「この問題はどうしたら、解決できるだろうか??」
「とにかく何か対策をしないといけないけど、何からすれば良いのか・・・」
この様な会話が社内で飛び交っていることは、ありませんでしょうか。
勿論、誰もが、問題や課題にぶち当たり、悩む訳ですよね。
私自身も、このテーマに関係する出来事が起こったんですね。
今から約7年前、ある会社の上層部の方からお呼びいただき
管理職以上のメンバーが参加する、泊まりでの経営合宿に参加することになりました。
当日を迎えるまでに、これまで学んだ本を読み返したり、
合宿に向かう途中の新幹線で、私なりに考える、課題をまとめて臨みました。
そして、会議がスタートし話を聞いていると、
経営手法、有名事例、あるべき姿という、私が本で学んだことのお披露目会が繰り広げられている訳です。
経営スクールなら、私も全力で参加しますが、
この言葉知らないだろうと言わんばかりに、経営用語グランプリ状態でした。
それを体験した私は、全力で引いてしまったんですね( ; ; )
もしかすると、みなさまも同じような経験はあると思います。
確かに、合宿の当日は私も知識グランプリに参加する様な、意気込みが多少なりともありましたので、
知識を披露したくなる気持ちは、確かに分かります。
少し得意で好きで学んでいるので、披露はしたくなりますよね。
もし私があの会議の場で、同じように知識を披露していたら、
全力で引く気持ちになるのかと、、、
危機一髪で自分の心に察知した不快な気持ちから、改めて反省をしました。
そして、そんなことは競うまでもなく、学びとしては既に得ていることは
前提である集団でないと、強くなれないとも感じました。
知識を学ぶことや、伝えること、その手法を応用し実践することは、とても素晴らしいことです。
むしろ、
ビジネスをしていて知識は最低限のルールブックを知る様な話なので、
同じ様な経験で、同じ様なスキルの方がいれば、
ビジネス知識を学んでいる方の方が、ビジネスで断然勝つ確率が高くなりますよね。
変化の激しい時代だからこそ、学習歴の価値は高まっています。
お伝えしたかったのは、本日のテーマである、
「誰が、どんな素晴らしい答えを持っているのか」を競うのではなく、
適切な問いを探すことの方が、重要ということです!!!!
適切な問いに対して、アクションとして学んできた解を披露し
実践に応用するのは、とても良いことですよね。
問いは、解とは異なり、問いを立てることで、
新たな問いへとバトンが繋がります。
問題解決の糸口となる、因果関係を炙り出すことができます。
つい、答えから探しがちですが、問題の本質を見極めないと、
的外れな問題解決のアプローチとなってしまいます。
問いを重ねることで問題解決の糸口を見出し、
その的を射止める、問題解決に向けたアクションをすることが重要なんですね。
そもそも答えは無数にあるんですよね。
その為、何から手をつけたら良いか分からなくなり、思いつきという行動になりがちです。
思いつきのパターンは、解を探した結果、何かアクションしないとと、
慌てて対処しようとするので、的外れになりやすい訳ですよね。
※お前が言うなだけは、どうか言わないでください。
これからも様々な問題と向き合うこととなるでしょう。
その際は、
『解を探すな、問いから探せ』を私自身も社内のキーワードにして
みなさんと一緒に様々な問題を『問い』のチカラで解決していきたいと思います。
デザインならお任せください(^o^)丿
それでは、本日も張り切っていきましょう!!
GOOD JOB✊
キャンスタ編集部 奥西