【エンジニアのひとりごと】セルフマネジメントを考える #29
こんにちは!
ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部
RPAエンジニアの、りっさんです!
ITに関連する話題や、支援で訪問するお客様先で思うことをつらつらと、
ひとりごと的に行なう29回目。
今回のひとりごとは、「セルフマネジメントを考える」です。
1.目標のコントロール
業務には組織、部署、個人など、それぞれ目標がありますが、今回は「セルフマネジメント」ですので「個人」に注目します。
目標は立場や状況によって様々ですが、下記5点を挙げてみます。
①「具体的に何をすべきか」
⇒目標のためにデータ分析を行う
②「実行すべき項目に対してどのようなアクションを取るのか」
⇒要因を洗い出し、事実にすり合わせたデータベースを元に行動を策定
③「そのアクションで目標到達できるのか」
⇒分析結果が課題を払拭するための行動として実行するものと考えた際、
目標に到達するための問題を解決できるか否かを判断
④「アクションが目標に対してどのくらい関係があるのか」
⇒現時点での「目標に対する課題」がどのくらい関わっているか、
行動結果をフィードバックした際に改善に繋げられるかを判定
⑤「期日には間に合うのか」
⇒そのアクションは設けられた期日までに実現可能かを判断
2.時間のコントロール
このパートは以前にも少し触れた内容と重なる部分があります。
理想は、当日の業務開始から終了時間までの「目標」に対するアクションを含めた業務割り振りを、当日時点ですでに決めておくことです。
個人的には最も集中力のある午前中に当日のメインとなる重めの業務を行い、昼休憩後は少し軽めの業務を経て、ラストスパートはその日の目標に到達するように調整する、といった形です。
時間配分は1日で大分類のアクションを決め、それを2~3時間ごとに3つに分割、うち30分~1時間くらいの間隔で具体的にどんなアクションをするか、くらいのざっくりしたイメージで構いません。
3.微調整のコントロール
実はある意味最も重要な部分です。上記「1」、「2」は既に行動している方もいらっしゃると思いますが、この「微調整」も同等に重要です。
この「微調整」とは、「やりっぱなしにしない」ことを意味します。
何かの行動結果が「想定通り」ならば良いですが、「そうではなかった」場合、深掘りしない限り漫然と「同じような行動」を行って「同じような結果」になる可能性が高くなります。
すると、現状維持バイアスも手伝って「あまり効果を実感しない」まま、徐々に意識が薄れていくことになります。
意識が薄れることで「行動して同じ結果になっても気にしなく」なり、気が付けば、「気付かない内に漫然とした状態」になります。
このようなサイクルにならないように、「微調整」でコントロールします。行動結果の情報を収集、改善に向けて仮説を立て方向を検討、仮説を元に行動する、といった形で実行の試行回数に繋げることで、少しずつ自己の行動をブラッシュアップします。
先日行われたサッカー日本代表親善試合における浅野選手のごとく、1試合内でのシュート回数を増やすことで、得点につながるシュート期待値を上げる、というイメージが近いでしょうか。
常に改善行動を追いかけると負荷にはなりますので、モチベーションアップとなる気分転換…小休止、まったく違う何かを考える等…を挟んでリフレッシュも行います。
こういった「あそび」を取り入れることも、「微調整」のコントロール、ひいてはセルフマネジメントにおいて重要です。
要は何事も「バランスが大事」ということです。
四六時中、集中力を発揮して仕事できれば良いですが、緩急のコントロールを提唱していきたい、そんな今日、この頃です。
以上、キャンスタ編集部 RPAエンジニア りっさんでした!