ビールメーカー3年目若手社員の奮闘記
初めまして、こちらのノートは就職活動に向けて情報収集を行う就職活動生向けのノートです。新卒で入社してから、3年目の今に至るまで以下の項目に沿って書いていきます。
・入社式
・研修時期
・初期配属
・住居の引っ越し
・新天地での生活
・苦労と経験
・お酒業界の商習慣
・営業活動のスタート
・業務時間と休日
・身につくスキル
・市場環境について
筆者のプロフィールから、
4年生大学卒→新卒にて大手ビールメーカーに就職。現在は飲食店や、飲食店にお酒を販売する酒販店、酒販店にお酒を販売する卸などへの営業をしている社会人3年目です。企画をするのが好きで、将来はマーケティングに関する仕事をしたいと思っています。お酒は好きですがあまり強くありません。
さて、前置きが長くなりましたが就活生の皆さんには就職した先の社会人の話をお伝えしたいと思います。それは自分自身が就職活動時に、実際に働いている人の出来るだけリアルな情報が欲しいと思ったからです。OB訪問をしたいけれどツテがない人や、業界について調べてみたけれども実際の業務について知りたい人などに読んでいただけたら嬉しいです。
※もしかすると若干の間違いもあるかもしれません。
あくまで一個人の体験談として参考にしていただけたらと思います!
〜1年目 就職から初任地まで〜
■入社式
期待に胸を膨らませ4月1日を迎えた私は、とある大手ビールメーカーの本社にいました。そこでは、同期の皆とともにお偉い方からの熱い言葉と入社を正式に認める書類を頂きました。そこでは、いよいよ社会人としての生活がスタートするなぁと感じたことを覚えています。
■研修時期
入社後は研修が待っています。研修に関しては割と期間が長く、現場に出るまでに数ヶ月は製造現場での研修や、業界の内容に特化した座学の研修がありました。研修期間は非常に楽しいです。特に製造現場での体験は今でも印象に残っています。 研修中に居眠りをしてしまい工場のおじさんに叱られたこともありました。それでも、研修終わりに飲みに行くと優しく話しかけてくれたり場が和む冗談をいってくれたりする。そんな風にして工場で働く方たちに情が生まれ、研修が終わる頃にはすっかり工場や工場で働く人が好きになっていました。今でも工場で働く人たちが仕事のモチベーションになっています。
■初期配属
さあ、研修も終わりいよいよ現場に出る時期がやってきます。大手ビールメーカーの総合職社員は基本的に全国転勤の異動を伴う雇用形態となっています。そのため、自分の出身地に限らず本当にどこに配属されるのかわからないのです。
ビールメーカーの営業は大きく2種類あり、スーパーやコンビニなどの量販企業向け営業、もう一つが飲食店や飲食店にお酒を販売する酒販店に向けた業務用営業です。私が配属されたのは、業務用の営業です。
正直とても驚きました。飲食店に飛び込みで訪問するのも、酒席などで得意先を接待するのも自分には向いていないのではと心のどこかで不安に感じていたからです。 しかし、決まった以上は気持ちを切り替えて頑張るしかありません。そうして、漠然とした不安とそれでもなんとかなるだろうという根拠のない自信を持って新天地へと旅立ちました。
■住居の引っ越し
配属が決まってからは引っ越しをして新天地へと引っ越します。ビールメーカーの営業職はいわゆる転勤族です。先輩方の中には南は九州から北は北海道まで転勤による引っ越しをした方もいました。既婚者の多くは単身赴任をしています。その土地の美味しい食べ物や、文化に触れられることは非常に良いのですが、度重なる引っ越しや家族と一緒に住めないことはやはり考えものです。住む場所は会社選びの中でも意外と重要な点です。
〜1年目—現在 いよいよ本格的に業務がスタート〜
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