子どもに絵本を読む①
こんにちは😃菜の花や水仙、春の花が美しい季節ですね🌸
わたしは、保育士歴15年、小学校での読み聞かせ活動10年、読み聞かせ講座受講した経験があります。まだまだ勉強中ですが、わたしの経験が少しでもどなたかのお役に立てるといいな…と思い、今回記事にしました。5分ほどで読み終える内容です。
📖絵本を子どもに読むときに大切にしていること📖
①よい本を選ぶ(選書)
図書館などの『絵本講座』で講師から教えてもらったのですが…
『どのように読めばいいか』を気にする人がいるけれど、
『どの本を読むか』のほうが重要。
大切なのは、『良い本を選ぶ力を養う』こと。
そのためには、
図書館が『おすすめ』している本や、子どもの本を研究し、児童文学に詳しい『東京こども図書館』発行の絵本リストや、お近くの図書館にいる司書に、おすすめ本を聞いてみると、教えてくれると思います(カンファレンスサービス)。
自分で探す場合、目安は、絵本の最後のページに発行年月日を見ます。『発行から20年経っている絵本』は、選書に適していることが多い。20年重版され長年読み継がれている本は、ある意味ブランドのようなもの。
例えば、『ピーターラビット』『ぐりとぐら』など…多数
よい本をたくさん読むうちに、どれがよい本か自然と見抜けるようになっています。
②自然に読む。
時々
『どうやって読んだらいいのかわからない』『上手に読めない』と、読み方を気にするかたがいますが、東京こども図書館の本によると、
『その人なりの自然な読み方で、とくに誇張したり無理に抑揚をつけなくてだいじょうぶ。絵本は、絵と文が十分に語ってくれるから、ただ読むだけで、お話の世界が子どもの中に広がる』
だいすきな親・養育者の声で読んでくれる…ことで『愛』が伝わる。
だから、字が読めるようになっても、10歳くらいまでは、『読んでもらいたい』と子どもは願うようです。たとえば、3歳で字が読めるようになったから…といっても、それは、『文字が読める』ということで、大人のように『読みながら話を理解し楽しむ』までには至らないからです。文字を追うだけでせいいっぱいで、話を楽しめてはいないから。だから、外国でも、10歳までは、本を読んであげましょう、と推薦されているようです。
③好きな本は何回でも
子どもから、『同じ本を何回も読まされる』こと、ありますよね?
大人からしたら、飽きるのですが、子どもは『飽きない』。同じ本を何回も読む。同じDVD、動画を何回も見る。同じ遊びを何回でもやる。共通点は、繰り返すこと。繰り返すことで学びが強化され、習熟し、自分の中に取り込む。学習の基礎を作っている。だから、『同じ本を何回でも読んでともってくる』=『学び』です。
そうやって、子どもは、絵本を、覚えます。誰も教えていないのに。自然と。大人は、読むことで、学びを助けているのですね。
なので、同じ本を何回も読んでだいじょうぶ。大人が疲れてきたら『疲れたからおしまい』『また明日』と断っていい。無理して読まれても、子どもはつまらないですから。子どもは、楽しい世界を大人と共有したいだけ。だから、大人が苦痛に感じたら、読むのをやめましょう。
今日は、ここまで。
このつづきは…また次回。
読むのが途中でしんどくなったら…時には、子どもに、こういう期待を持たせてもいいかも。かえって、明日を楽しみにして胸をわくわくさせてくれるかもしれませんね😊
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇