![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124492274/rectangle_large_type_2_bf89f07742fbe833d1c5c7c99d3982f8.png?width=1200)
正しいと思うことを貫くという揺るぎない価値観は自分を救う
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
こちらの本を読みながら、漫画『ONE PIECE』について深く学んだことがあります。
深く入り込めば入り込むだけ、「これば仕事に役立つ」と感じることばかりです。
そしてこの本では、当然のことながら『ONE PIECE』の良さを知ることができますし、仕事で大切にするべきポイントを知ることができます。
チームという観点と、チームに所属する個人という観点で、教科書的な立ち位置になるなぁと感じました。
この本を読んでいて、気になることが出てきました。
それは、「正義と信念ってどう違うの?」ということ。
スパッと言えますか??
僕は、明確に言語化ができませんでした。
それぞれの定義を調べれば、言葉としての違いはわかりますけど、解釈として、その違いを理解することはできませんでした。
なので、いろいろと調べてました。
だけど、調べても調べても、どんどんわからなくなっていく感じ・・・。
ただ、なんとなく理解してきました。
こう言えばいいんだと。
「正義を貫く」という信念
「正義を大切にする」
「信念を大切にする」
という使い方で考えていたからわからなくなっていたんですが、上記の表現にすることで、その違いを理解することができました。
「正義」というのは「正しいと思うこと」で、「信念」というのは「核となる揺るぎない価値観」と言語化できる。
上記を言い換えると・・・
正しいと思うことを貫くという揺るぎない価値観
こうなります。
これを逆にしてしまうと意味不明に・・・。
なので、「正義を貫くという信念」という順番はしっくりきます。
上記の本には、「正義」と「信念」という言葉がたくさん出てきますが、「正義と信念の違いってなんだ?」ということが気になってしまったんです。
正義には正解がなく、信念にも正解がない。
だからこそ、「自分が正しいと思うこと」とか「自分の中で揺るがない価値観」というものを明確にしておくことが大切なのかなぁと思います。
ここからは、『ONE PIECE』のアニメ版を引用して、『正義』と『信念』の大切について書いていきます。
『ONE PIECE』を知らなくても、登場人物の詳細を知らなくても、「正しいと思うことを貫くという揺るぎない価値観を持つことが大切だ」ということが伝わるシーンになっています。
\ #ワノ国編 アニメ放送情報!/
— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) March 5, 2022
アニメ『ONE PIECE』1013話「ヤマトの過去 四皇の首を狙う男」は3月6日(日)朝9:30より放送
ヤマトがかつて鬼ヶ島で出会ったのはエース!
2人の間に何があったのか…。アニメをお見逃しなく!
※地域により放送日時が異なります#ONEPIECE pic.twitter.com/Fv2P5uza0o
以下、朝から「激アツ!」と感じたシーンのセリフです(アニメを見ながら逐語として書き起こしました)。
【エース】なぜこんなに強くて海へ出ねぇ!
【ヤマト】出たくても出られない。君なんかに、僕の気持ちがわかるわけないよ。
【エース】なんだと。
【ヤマト】今ここに居続けるのも、海に出ないのも、全部あいつが悪いんだ。僕の父親、カイドウが。全部、あいつのせいだ。あんなやつが親なんて。
【エース】全部、父親のせいだとぉ。それは言い訳か。親は選べねぇぞ、ヤマトぉ!
【ヤマト】黙れ!そんなこと、言われなくてもわかってるよ!
【エース】ホントに、そうかなぁ。
【ヤマト】あいつが父親である以上、僕には自由なんてない。こんな島に監禁され、一歩出ると爆発する手錠まで付けられて、僕には一生ここに留まるという選択しかない。あんな、カイドウなんてやつの元に生まれてきたばっかりに。
【エース】そんなに親父を嫌がってんのに、手錠はともかく、なに心まで繋がれちまってんだ!お前の強さは親父を守る為か、それとも、俺みたいな相手に憂さ晴らしをする為か。違うだろ!自分自身の為だろう!ヤマト、お前ホントはどうしたいんだ!
【ヤマト】・・・
【エース】よく考えるんだ、答えはお前の心の中の、ずっと、ずっと奥に閉まってるんじゃないのか!
【ヤマト】僕の心の中・・・僕は、僕は・・・(父親であるカイドウの石像を叩き壊す)認めるよ、僕は僕を縛っていた。憧れは止められない。でも僕は、不自由だった。爆発する手錠、カイドウの息子、閉ざされた夢、このクソな島で終わるんだって、しょうがないんだって、全部父のせいなんだって、自分に言い聞かせて。だけど、目が覚めた。僕だって、海に出て、冒険してみたい!おでんのように、自由に生きてみたいよ!海に、海に、こんな島から出て、僕は自由に生きてみたい!
【エース】そうだヤマト、それで良いんだよ。迷いは晴れたろう!
【ヤマト】ああ!
「お前はどうしたいんだ?」というのは、仕事のシーンでも大切な問いです。
その答えは、自分の心の奥にあるから、考えて考えて考えまくるしかないんです。
自分の中にしか答えがない問いに対して、「わかりません」と答える人と出会うこともあります。
それは、対話を断ち切りたいだけなのか、自分で答えを出すしかないと理解していないかのどちらかだと思ってます。
前者の場合は無理に深掘りすることはしませんが、後者の場合は考えることを促していきます。
僕には、「自分で考えて意志を持って行動することが増えた」という変化を感じたタイミングが2つあって、1人暮らしを始めたタイミングと、学生から社会人になったタイミングです。
その変化を認識して、「自分で考えて意志を持って行動する」ということを意識的にやってきたことで、自分の中にある答え(正義:正しいと思うこと)を引き出せるようになり、それを貫けるようになってきたんだと思っています(信念:揺るぎない価値観)。
何気なく過ごしている日常に、自分の成長を加速させる要素はたくさん転がっています。
その要素を見つけて、自分の成長を加速させるキッカケにできるかどうか・・・。
それは自分次第です。
正しいと思うことを貫くという揺るぎない価値観は、迷った時の道標になってくれます。
それは結果的に、自分を救ってくれる大切な要素になります。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。