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やるかやらないかは自分次第

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

「すみません、やってなかったです」という報告をする人は少なくないと思います(そういう報告を受けるマネージャーも多いと思います)。

僕がマネージャーとしてこの報告を受けた時には、『やってない理由』を必ず聞きます。

「やってない」という事実はわかった・・・大切なのは、「やらない」という意思決定をした理由なんです。

だから、しつこいくらいに、意思決定のプロセスを聞きます。

マネージャーが「これをやろう」という導きをするのには、理由があります・・・理由がなければ、導きません。

また、マネージャーの一方的な導きではなく、メンバーと合意形成した上で目標と行動を決めていった場合、「これをやろう」というのは双方で交わした約束みたいなものです。

約束を交わしたにも関わらず、「やってない」という自体が起こるということは、行動すべき人が起こすべき行動を起こさなかったということであり、そこには何かしらの理由があるはずですよね。

この理由を探っていくと、要素が複合的に存在しているので、「これが理由だ」と言い切れないもどかしさはあるかもしれません。

そうだとしても、「やるもやらないも自分次第だ」と僕自身は思ってます。

組織的な責任は、最終的にはマネージャーにあるかもしれません。

ただ、行動レベルに落とし込んだ時に、その行動を起こすか起こさないかは、個人の責任になると思ってます。

だから僕はよく、「組織的な責任は俺が取るけど、やるかやらないかの責任は俺じゃなくて◯◯さんに委ねてるからね」みたいなことを伝えます。

「やると決めたことに対して、やるかやらないかというのはどちらでもいいけど、意思決定したなら必ず理由を教えてね」というメッセージも添えます。

手取り足取り面倒を見ているマネージャーや上司を見ていると、「その関わり方で大丈夫?」って思います。

誰かに依存しないと業務ができない人が育っていき、他のマネージャーや他の環境ではまともに働けない人が育っていく可能性があるからです。

プレーヤー自身が「このマネージャーはやばい」「この人についていくだけでは自分のキャリアが自立的・自律的にならない」と気づけばいいけど、その気づきを得るのも、外の環境を知ってないと難しいかなと思います。

仕事だけではなく、人の成長に伴走する人の存在というのは、とても重要なんです。

自分にまつわる意思決定は、最終的には自分で下すしかありません。

何を食べる?
何時に寝る?
何をする?
どの会社で働く?
どの仕事をする?
どこに住む?
などなど・・・

全て、自分次第です。

あたかも、誰かにコントロールされているかのように話す人もいますけど、そんなことはありません。

誰も、あなたを縛っていませんから、そこは勘違いしないで。

自分の人生なので、自分で意思決定をして、自分で自分の道を拓いていきましょう。

その方が、人生は楽しめます。

誰かのせいにするってのは、瞬間的には心がラクになるかもしれません。

ただ、長期的に見ると、誰かのせいにするというのは「その人に自分がコントロールされている」と捉えられるので、不便で仕方ないですよね。

自分の人生なんだから、自分でコントロールしましょう。

設定した行動をやるかやらないかは、自分次第です。

「設定したのにやらない」という意思決定をする、それが常態化しているなら、追ってる目標を達成させる目的に納得してなかったり、意味を見出せていない可能性もありますよね。

その組織で目標を掲げて、日々行動していくことに意味を見出しているのか?・・・この問いは大切です。

意味を見出せない組織で頑張るなんて、時間の無駄ですからね。

やると決めたことを自分事でやる・・・マネージャーにやらされている行動のまま前に進んでいるなら、その状態を脱するための意思決定をしてください。

目的を持って頑張れる環境を見つけてください。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。

少しでも多くの人に『心をラクにするキッカケ』を得てほしいと思っているので、毎日noteを更新しています。

日々、Xでもつぶやいていますので、こちらも覗いていただけると嬉しいです。


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