察知力を高めて自己成長を加速させる
心をラクにするワークライフハック
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。
今回の内容
自分が今、何をするべきなのか?
環境のせいにしたり、周りの人のせいにしたり、そんな暇があるなら、自分のあり方と向き合おう。
環境のせいにしたり、周りの人のせいにするなら、自分がそこから出ていけばいいだけ。
出ていかないという選択をしたなら、自分がやるべきことを考えて、自分に集中しよう。
「こんなに頑張ってるのに評価されない」と永遠に言ってる人は、多くの組織でいるはず。
「自分では頑張ってると自覚してるのに評価されない」という状況なのだとしたら、その状況に対して、何か行動を起こさないといけない。
評価されないということは、「求められていることをやってない」ということだから、評価者や組織が自分に何を期待しているのかを知りにいって、それに対して自らが何かしらの変化を起こさなければ、「自分では頑張ってると自覚してるのに評価されない」という状況は変わらないですよね。
あとは、「自分では頑張ってると自覚してるのに評価されないんだったら、別にその組織にこだわらなくていいんじゃん?」っていう考え方もあります。
原因をどこに置くかで、行動が変わりますから、そこは自分と向き合って、「自分が今、何をするべきなのか?」を考えましょう。
以下のnoteでも紹介した『元サッカー日本代表の中村俊輔さん』の本を、このnoteでは紹介します。
『察知力』というタイトルの本ですが、「自分が今、何をするべきなのか?」を考える上で、ヒントになるような内容が書かれています。
『察知力』という言葉の定義について、このように書かれています。
組織で働くということは、何かしらの役割を組織から与えられるということ。
どんな役割を担うか、どんな目標を掲げるかなど、何もかもを自分で決められるわけではない。
また、組織においては、経営陣やリーダー・マネージャーや管理職が変わることもあるはず。
そういう人事異動に関しては、個人がコントロールできることではない。
だからこそ、何が求められているのかを知らないといけないし、求められてることに対して「何ができて何ができないのか?」を自分で整理しなければならない。
できてることがあるならアピールすればいいし、できてないことがあるならできるようになる努力をすればいい。
「上がまた変わったよ」
「自分は理解されてない」
「何もわかってない」
などなど、ブーブー言ってないで、自分でチャンスを掴みにいかないと、自分が成長する機会を失います。
組織から役割や目標を与えられるということは、何かしらの期待をされているということだから、まずはそれを知りましょう。
そして、「なぜ自分はこの役割を与えられたのか?」ということを理解して、自分がやるべきことを考えましょう。
その役割を与えてくれた背景に、与えた人なりの意図があるはずなので、それを知ることも大切です。
それは、その役割を与えてくれた人自身を知ることにも繋がります。
「この人は組織としてどういうゴールを掲げていて、どういう道筋でそのゴールに到達しようとしていて、その要素としてこういうことがあって、だから自分はこの役割を担うことになったのか、なるほど・・・」と考えることで、「自分が今、何をするべきなのか?」という問いの答えが見えてくるはずです。
「媚を売ることですか?」と言う人もいますけど、媚を売って気に入られることが目的じゃないです。
あくまでも、自分がこの環境で実現したいことを実現するための手段として、組織を理解したり、自分に役割を与えてくれた人のことを理解するんです。
求められていることを確実にやり、それ以上のことをやっていけば、自ずと評価は上がるはず。
評価されて認められれば、組織の中の重要な存在として位置付けてくれて、より成長の機会が与えられるはずだし、自分の色を出しやすい状況にもなるはず。
結果的にそれは、自分の働きやすさや働きがいにも反映するし、生きやすさや生きがいにも反映して、高いパフォーマンスを常に出し続けることにも繋がります。
自分のパフォーマンスが常に高いレベルにあれば、周りにも良い影響を与えられるし、組織が一体となって、組織が掲げるゴールにも近づいていくでしょう。
日本を代表するサッカー選手の一人ですが、サッカー人生の中で大きな挫折を経験しているからこそ、「自分の色を大切にしながらチームとしてどう勝つか?」を徹底的に考えられるようになったんだと、この本を読んで理解しました。
最初の引用部分に記載した「察知力というのは、人が成長するためには欠かせない力であり、目標を達成したい、願いを叶えたいと思うなら、磨くべき重要な力だと思う。それはサッカー選手だから、アスリートだからというのではなくて、あらゆる仕事をしている人に当てはまるはず。」という部分は、本当にそう思います。
人は誰しも、いつになっても「成長したい」と心の中では思っているはず。
だけど、いろんな経験をしていく中で、「自分は成長できない」という変なしがらみで自分を包み込んでしまい、「どーせ無理」「別にいい」というネガティブな言葉を発して、自分の成長機会を自らが断ち切ってしまう。
それはきっと、察知力の不足が原因の一つだと思います。
「周囲の変化を察知して、臨機応変に対応できれば、状況や環境は変わっていく。空気を読むというのは察知することであり、それは人を思いやり、他人の気持ちを感じる力でもあると思う。」・・・自分と向き合い、相手と向き合う。
これは、意識してやっていかないと、勝手に高まる能力じゃないです。
いろんなことを察知できれば、自分のペースに持っていくことができるかもしれない・・・そうすれば、間違いなく自分の心はラクになります。
『察知力』・・・ぜひキャッチアップして、高める努力をしてみてください。
心をラクにするキッカケ
今回も、読んでいただきありがとうございました。
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