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決断を支える『自分のアップデート』
心をラクにするワークライフハック
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。
今回の内容
組織においては、何かを決断して物事を前に進める役割を担う人がいるはず。
そういう役割を担っているにも関わらず、周りの意見を聞きすぎて納得を得ようとしすぎたり、周りの意見に左右されて自分の意見で物を言わない人がいたりする。
リーダーになればなるほど、大きくて重い決断をする必要性が出てくるのに、決断できないリーダーがいると、組織は前に進まない。
最近思うのは、「決断するには2つのフェーズがあるな」ということ。
1つ目のフェーズは、そもそも決断をする岐路に立つこと。
「どちらに進もうか?」ということを考えるためには、どちらの選択肢も捉えている前提がないといけません。
その上で2つ目のフェーズとして、「どちらに進もうか?」ということを考えて決断する。
リーダーになればなるほど、役職が上がれば上がるほど、業務の上流を考える必要が出てくるし、組織的な変容を捉えないといけません。
「現状維持は衰退」という言葉があるように、現状維持でいいと思っていては組織は前に進みません。
現状が心地良くて、何かを変える必要がなかったとしても、個人の成長や組織の成長、事業の成長を考えた時に、何かを変える必要があるなら、変えていかないといけません。
例えば、仕事の仕組みの話。
「人が時間をかければやれる」という状態があるとして、「時間をかければ人でやれるからいいか」と、その状態の維持を考えたとする。
ただ、それでいいのか?
「人が時間をかければやれる」なんてのは、たいてい当てはまるはず。
立てるべき問いは、「その仕事は本当に人がやらないといけないのか?」ということであり、「人がやらなければならない仕事はなんなのか?」と考え、人だからこそできる仕事を創出しないといけない。
また、こんな事例もある。
ミスをなくすために、人のチェックを3回入れているとする。
3回のチェックでミスの削減を図る必要があるので、「チェックを担当する人のチェックスキルや知識を向上させなければならない」と考えてる。
ただそもそも、「人がミスを100%なくす」という状態は実現できない。
だって人なんだもん。
ロボットじゃないから、ミスはします。
であれば、「人のミスが介入しない仕事のオペレーションを構築してはどうか?」という視点を持てばいい。
「人がミスをしないためにどうするか?」という問いとは別の軸で仕事を捉える感じ。
上記の2つの事例では、仕事の仕組み自体を考え直したり、それに合わせて体制を変えたり、人に与える役割を変えるということが発生します。
その視点を持つには、世の中を知った上でいろんな可能性を探り、「こんなこともできるんじゃないか?」と想像力を膨らませる必要があります。
想像力がないと、改善欲は出てきません。
また、目的がなんなのかを考えないといけません。
現状維持の方が、短期的にはラクかもしれない。
ただ、個人的にも組織的にも、長期的な視点を持った時に、それをやり続ける未来はより良い未来なのかを考えないと。
重要だけど緊急じゃない仕事に人の手を割くために、何をするのか。
そもそも、重要だけど緊急じゃない仕事を作り出そうとしているか。
役職が上がるほど、広い視点で物事を捉えられるようにならないといけません。
大きくて重い決断を、自らがつくり出すんです。
そして、決断を支えるには、自分自身をアップデートし続ける必要があるなぁと体感する日々です。
担ってる役割・役職的にも、僕自身が勇気を持って組織的に大きな決断をすることが求められています。
自分は無知であることを認識しつつ、プロとして自覚を持ち、目指す理想に対して日々を積み重ねていく。
さらに、自分がアップデートしていけば、理想の状態も進化していく。
例えば役職が上がった時、自分の決断の領域が変化することを感じるはずです。
そこで「自分をアップデートしなければ」と思う人もいるし、何も思わない人もいる。
何も思わない人は、決断の領域が変化したことに気づいていない可能性もあります。
それは、担っている役割や役職において何をすべきなのかを理解してない可能性があるので、経営陣が期待する動きはできないでしょう。
人生は決断の連続だと言われます。
その決断は、自分だけに影響の範囲が留まることもあれば、周囲の誰かに影響が及ぶこともある。
所属する組織においては、組織の未来に関わる決断も出てくるでしょう。
その時に、その決断を支えるのは、周囲からのバックアップはあったとしても、意思決定をした人自身の中にある意志だと思います。
その意志を支える要素は、たくさんあります。
知識もそうだし、確固たる想いもそうだし、未来への希望もそうだし、周囲からの期待や利他の精神もそう。
「こうする」「こっちに行く」と決めた時には、何かしらの犠牲が生まれることも多いです。
犠牲と言うと大袈裟かもしれませんが、何かを選ぶと何かを選ばないことになりますから、何かを捨てることになります。
決断の領域が大きくなれば、その決断を支える土台が大きくないと、決断の大きさに耐えられません。
決断して前に進んでいると、周りからのネガティブな声や批判もあるかもしれない。
それを受けて自分でも悩むこともあるかもしれない。
そんな中でも、「大丈夫」と自分に言い聞かせ、自分を鼓舞し続けるには、自分が正しいと思って決断した道を信じることもそうだし、自分自身をアップデートし続けることが大事なんです。
「こっちに行くんだ」と決めた背景には何かしらの意図があるはずなので、自分をアップデートしていく中で、その背景をさらに肯定することもできるはず。
自分に自信を持たせる・・・、それは自分にかかってるとも言えます。
心をラクにするキッカケ
今回も、読んでいただきありがとうございました。
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就活時代にも社会人になってからも、仕事で疲弊している人と出会ってきました。せっかく仕事をするなら、自分なりの小技(精神的・技術的)を身に付けつつ、仕事でラクすることを考えていけば、毎日を緩く楽しく過ごせるようになります。『ワークライフハック』という言葉を掲げ、発信していきます。
— おっしー|worklifehack (@worklifehack) January 29, 2024
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