知識と知恵を身につけて心をラクに
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
この言葉は、僕が新卒で入社した総合建設会社の統轄部長(建築構造設計部)が、建築設計部の新卒入社メンバーに対して話してくれた言葉です(2013年12月のライフログを振り返っていたら出てきました)。
知識と知恵、両者には大きな違いがあります。
この言葉があったから、今の僕に染みついている「アウトプットを目的にしたインプットを大切にする」という意識を生んだのかもしれません(いくつかのキッカケはあったにせよ、この言葉が自分に入ってきたからこそ、この意識が生まれたんだと思っています)。
ここに書かれているように、知識があっても活かすことができなければ頭でっかちになるだけですが、行動を起こそうと思っても知識がなければ行動すら起こせないということもあります。
だからこそ、知識を身につけるということは非常に大切なことであり、知識を身につけた上で、知恵を身につけるためにどのように行動していくのかが大切だということが言えるのかなと思います。
この言葉は、『学生』という学校で学ぶ立場から、『社会人』という実社会で活動する立場になる人が意識するべきこと。
だからこそ、入社1年目のタイミングで、生きた言葉として伝えてくれたんだと思います。
『得意なことを発揮し合える関係性を築き共通目標に対して進んでいく関係性』というのは、チームや組織、個人単位でも見ても、大きな成果や新しいアウトプットを生む上では大切です。
僕の前職の総合建設会社では、『研究所』という部署が社内にあって、「〇〇のことで困ったらあの人に聞けば何とかしてくれる」という知識のプロ集団がいました。
設計部隊というのはある意味、実際に建物を建てるチーム(僕の専門は構造設計だったので、地震などの外力を受けても倒壊しない建物を建てることが使命だった)なので、知恵が必要になってきますが、上述した通り、正しい知識がなければ正しい判断はできません。
当然のことながら、自分自身で知識を身につけることも大切です。
誰かからの情報を鵜呑みにしては、自分の仕事における決断を誰かの責任にしかねませんからね(「あの人が言ってたので」というのは、プロとして失格です)。
ただし、高いレベルで仕事をしようとしたら、自分が持っている知識だけでは「これは正しい判断なのか?」と思うことがあります。
これまでに経験したことのないことと常に向き合うのが仕事だと思うので、どんなに知識を持っている人でも「自分の知識だけでは足りない」と感じ、常にインプットをし続けることこそ、プロとしてやるべきことなんです(前職では実際に、どんな役職を持ってる人でも常にインプットして学んでいました)。
社会人として知恵を身につけることが求められるけど、知恵を身につける前提には知識を身につけることがとても大切だということですね。
不安というのは、自分に自信がなかったり、どうすればわからないことがある時に生まれます。
不安な状態を放置するのは、過度な緊張状態を生み出して健康を害する可能性があるので、よくないです。
不安になることが多い人は、知識や知恵を身につけるようにしましょう。
知識や知恵を身につけることで、自分に自信を持てるようになるかもしれません。
結果的に、心がラクになるので、生きやすさが向上していきます。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
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