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人は生きていくために仕事をするのであって、仕事をするために生きているのではない

心をラクにするワークライフハック

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

「心をラクに」というのは、「快く安らかに過ごしている状態」という意味で使っている言葉であり、「サボる」という意味ではありません(快く安らかに過ごすために、時にはサボる時も大切ですけどね)。

今回の内容

『自己実現』というのは、自分自身がより良い方向に向かっていくことだと思っているので、全ての人が目指すべきことだと理解しています。

誰しもが目指せるし、生きてる限り、目指さない理由がない。

だからこそ、この本のタイトルに惹かれました。

働くすべての人に読んでほしいし、就活中の学生や中高生にも読んでもらいたい。

「書いてあることを受け入れてほしい」ということじゃなくて、「書いてあることに対して、自分自身は何を感じるか?」ということを問いたいんです。

自分なりに解釈したことを大事にして、自己実現を追いかけてほしいなって思っています。

上記の本では、『自己実現』を以下のように表現しています。

自己実現とは、人間としてより成熟していくこと、より大きな存在になっていくこと、より心豊かな生活をする人間になっていくことを指すものである。たとえば、生活のためにほどほどに仕事をしながら、アフターファイブや休日に趣味の世界に思い切り浸ることで、心豊かになっていくというのも、ひとつの自己実現への道と言える。「自分、自分」と利己的にならずに、家族のために頑張ることで忍耐強く思いやりのある人間へと成熟していくのも、ひとつの自己実現への道と言える。自己実現のあり方は人それぞれである、というのが、自己実現の心理学を提唱したマズローの見方である。経営者による酷使に耐えて過酷な労働に連進するのは、けっして自己実現への道などではない。それは単に搾取されているのであって、疲弊して心身を壊し、使い捨てにされているだけである。

◆働くことで疲弊してませんか?
◆働くことで心が苦しくなってませんか?
そういう状態になってるのであれば、何かを変えないといけません。

その状態のまま働き続けていたら、自分の貴重な時間がただ削られていくだけなので、本当にもったいないです。

「働くことで自分の人生が少しでもプラスに向かっている」という自覚を持てるようになりましょう。

そのために何をすべきなのかは、個人が置かれた状況や状態によって変わるので、「何を変えるべきなのか?」という問いを立てて、自分の人生と向き合ってみましょう。

『やりがい』『働きがい』『生きがい』というものを追い求めながら日々を過ごすことは、とても大切なことだと思います。

ただ、『やりがい』『働きがい』『生きがい』というのは、簡単に手に入るものではないと思うんです。

◆なんのためにこれをやるのか?
◆なんのためにこの仕事をやるのか?
◆なんのために生きるのか?
これらの問いに対して自分なりの答えを見出し、その理想に対して無我夢中になって日々を過ごしている中で、自然と『やりがい』『働きがい』『生きがい』を感じている状態になっていくんだと思うんです。

特に仕事に関しては、「本当はやりたくない」という状態の人もいるはずですけど、仮に「嫌でもやっている」という状態だとしても、目的があればやるしかないので頑張れるはずなんです(「生きるため」というのも立派な目的です)。

「やりがい搾取」にはまるのを防ぐには、発想の転換が必要である。そもそも仕事というのは、生きていくために嫌でもしなければならない。狩猟・採集の時代だって、生きていくために、闘いで怪我をする恐れがあっても狩猟に出ざるを得なかった。そうしないと生きてはいけなかった。田畑を耕すのも、重労働できつくて苦しくても、生きていくためにせざるを得なかった。仕事というのは、本来そのようなものだったはずである。人は生きていくために仕事をするのであって、仕事をするために生きているのではない。いまの多くの若者が抱える生きづらさは、仕事を人生の目的のように思い込まされるところからきているのではないか。仕事に対して、もっと気楽に構えるのがいい。

仕事は人生において『目的』ではありません。

人生を良くするための手段にすぎません。

立ち位置的には趣味とかと同じなはず。

だから、どこでどんな仕事をするかは自分で決めればいいんです。

ただ、やりたい仕事を簡単に掴み取れるほど世の中は甘くないので、やりたいことをやるために必要なことを積み重ねていく必要があります。

また、そもそも「やりたい仕事がない」という人も多いはずで、それはそれで全然オッケーです。

できることを積み重ねていって、やれることを増やしていけば、いつか「これがやりたいことかもな」という感覚になるはずなので。

浅い思考で「これをやりたい」と無理に決めても、逆にその思い込みが自分を苦しめることもあるので。

◆自分はどんな生き方をしたいのかな?
◆その生き方をするために、どんな仕事をする必要があるのかな?
という感じで、理想の生き方から掴むべき仕事を決めていってもいいでしょう(むしろこのやり方をすると、「仕事をするために生きる」という思考にならないので、オススメの方法です)。

こちらの本で、「自分にとっての自己実現とは?」という問いに向き合ってみてください。

心をラクにするキッカケ

今回も、読んでいただきありがとうございました。

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