灼熱のマラソン
パリオリンピックも、盛り上がりを見せて無事に終わり、今日は祝日。
もう一つの戦いが、始まった。
負けられない戦いが、始まった。
最後の戦いは、2ヶ月前。惨敗だった。
戦いと大袈裟に書いてはみたけれども、
実際は「床屋さんで待たずに髪を切る」ということで、たいしたことではないのですが。
まぁじぶんにとっては、たいしたことなのです。
なぜかというと、一人当たり50分程度をかけて髪を切ってる床屋さんなので、数人待ちだとそれだけで1時間以上を待つことがあり、その日のスケジュールに結構な影響があったりするのです。
近所の床屋さんは、人気店で、予約も取らないので、いつも混んでいて。
用事があるので、さっと髪を切りたいとこちらが思っていても、そうはいかないのです。
過去の結果のお話を少し。
9:00開店なので、その少し前に行けばいいだろうと思い、灼熱のマラソン(といっても、10分くらい走るだけ)を何度かチャレンジしたが、結果は惨敗。
8:50→5着
8:40→4着
8:45→4着
8:35→5着
3着に入らなければ、開店時に髪を切ってもらえるメンバーには入れない。
過去の結果は、25分前に到着したにもかかわらず、負けてしまったことも多々あったのでした。
3つしかないその席を確保する為に、
オトコたちの戦いがある、のです。
パリオリンピックで、気持ちが昂り、
今日は朝8:15に家を出て、30°を超す灼熱の道を歩き、8:28に到着した。
負けられない戦いに勝つ為に。
床屋さんに到着して
お店をみると、店内はまだ暗かった。
店長さんに中でお待ちくださいと言われて、
お店の中に入ってみると、
???
!!!
誰もいない!
そうなのです
ついに、
ついに、ついに、
1着を獲得、金メダルを獲得したのでした
そして、
こんな日に限って
8:45になっても、誰も来ない
ぶっちぎりの優勝となっているのでした!?
オリンピックのメダルも相手の選手との相対的な関係に成り立つように、私の灼熱のマラソンも相手の出方が何よりも大きな要因。
オリンピックの選手とは、全く違うけれど、
金メダルを取る喜びは、スケールは違えどうれしいものです。