意外と大きい、「最後の晩餐」

2017年にイタリアのミラノに行った。
目的は特に無かった。
美味しいスパゲティが食べられればいい。
そんな理由で、ノリで決めていたと思う。

ホテルについて、有名な観光地を調べたら、「最後の晩餐」があるぞ。という話になった。

「最後の晩餐」はもちろん知っていた。

教科書に小さな図解がついていて、キリストの最後の夕食が描かれた、謎かけも入った絵画だということも、なんとなく理解していた。

すぐにいけるものだと思ったが、予約が必要で、コ口ナも流行っていない世の中でも、かなりの人数制限をしていた。

理由を尋ねると、人の呼吸が絵画が描かれている壁に悪影響で、湿度を含め、展示室の空気をベストな状態にする必要があるからだった。

教科書の中でみた、最後の晩餐は、小さな写真だった。実際の最後の晩餐は、迫力があった。
人の大きさと是非比べて頂きたい。

小学校の先生に、この絵画の写真の大きさ知ってる？すんごく大きいんだよ、私みたんだ。なんて話を聞きたかったなぁ。

見てみないと分からないことが、感じられないことが世の中には沢山ある。教科書の中から世界に飛び出したら、世の中は本当に広い。