ビートルズとフィルスペクター。そして、トニーシェリダン。 初めて知った新事実。
僕はビートルズが好きだ。
ビートルズとは、中学生の時、ラジオで出会った。
もうすでに、15年以上前の話になる。中学生の僕はラジオを聴いていた。
すると、ものすごいイントロが流れ始めたのだった。
そう、実際はビートルズではなくて、東京ビートルズだった。
東京ビートルズが歌う、抱きしめたいを途中からテープに録音した。
途中からだったけれど、本当に衝撃的で、録音した音源は何度も聴いた。
あんまりにも素晴らしかったので、友達にもきかせた。
そして、オリジナルがビートルズだと知った。少し恥ずかしかった。
その後にお小遣いを使って、エドサリバンショーのDVDを買った。確か5000円くらいしたと思う。でも買わずにはいられなかった。今と違って、動くビートルズを簡単にみられる手段はなかったからだ。
ここでも感動した。動くビートルズに感動した。白黒の動画は戦時中のものが多かったので、好きじゃなかった。けれど、ビートルズをみて、抵抗感が全くなくなった。白黒の中でシャフトする彼らは本当にカッコ良かった。
と、前置きが長くなってしまったが、今日の記事では、ビートルズに関する新発見を伝えたかったのだ。
その新発見とは、ビートルズがバックバンドをしていた、トニーシェリダンというミュージシャンにまつわる話だ。
ビートルズは、ドイツハンブルグで何度もツアーをしていた。そこでは、トニーシェリダンのバックバンドをしていた。彼はマイボニーと呼ばれるヒット曲を持っていた。
ビートルズのバック演奏・コーラスが生かしている、名曲だと思う。
で、ここからが新発見の話。ビートルズと音の壁、ウォールオブサウンドでおなじみのフィルスペクターは切っても切れない中にある。
ビートルズのアルバム、レットイットビーはフィルスペクタープロデュースだし、ジョンレノンとジョージハリスンのファーストソロアルバムも彼のプロデュースだ。
そんなフィルスペクターは、トニーシェリダンにセカンドシングルの曲、「あなたを愛してる」(ドイツ語楽曲)を共作で提供していた。その事実を発見したのだ。
一見すると関係のない、フィルスペクターとトニーシェリダン。
その二人は、ビートルズという共通項で実は結ばれていたのだった。