えーえんとくちから (ちくま文庫) / 笹井 宏之 (著)
「2019年に読んだ本たち」でしめるつもりが、やっぱり〆られませんでした!(一応なんだかんだ毎日読んでいるので想定はしていた)
で、『えーえんとくちから』。
「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい
本屋でクラっとしました。倒れるかと思った。頭に焼き付くようなイメージが投影されて、その場でめっちゃ泣いた。
わかるところも、思い浮かばないこともまっすぐできれいでいっしゅんで、でもすべてよく見えて、総天然色で音も温度もあってスゴイ。それがバババっとスパークするいっしゅんに詰まっているんです。
いま、わたしは「不安になったり落ち込んだりした時に見る手帳」というのを作って常にそばにあるのだけど、この歌集もそれといっしょにいます。
Love.
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