【短歌】2024年9月上旬 題目指定作品
「単語で短歌」について
Xに「単語で短歌」というアカウントがあります。
上記のように毎日お題を出してくださっています。
毎朝6時にポストされ、6時~8時ごろに起きることが多いわたしにとって朝の体操のような存在になりつつあります。
目覚めて、お題を見て1~2時間で1首詠む、いわゆるルーティーンというやつです。
自身で決めたテーマではなく、目の前に突然現れた単語に対して短時間に思考するため、思いもしていなかった内容になることも多く、また1単語というほどよい縛りも起きがけの脳への刺激に最適であるように思います。
なるべく毎日、続けていきたいものです。
各月おおむね10日ごとの3回に分けて、お題で詠んだものをまとめていこうと思っています。
2024年9月上旬のお題と詠んだもの
お題:ノート
・ノーとノートに書き連ね いつかイエス書くときの音を待ちわびる
お題:香り
・こいつらの香りが鼻に届くまで大冒険がそこにあるかも
お題:歌
・雨の日の 傘、草、屋根、アスファルト 異なるリズムに歌を合わせ
お題:嘘
・嘘つき続ければ本当にできるかもだし自分も騙しちゃえ
お題:青
・青い頃の自分と対話してみる いま何色か聞かれ困った
お題:朝
・朝月夜、こんな時間に目覚めたら も一度寝るか? 散歩でもどう?
・カーテンの隙間から来る明るさがわたしを叩き起こしてくれる
・朝が来る! 来てしまうのか 日が月に姿を変えて我らを襲う
お題:バイク
・真夜中に響くバイクのコール減り、移り変わる時代感じさせ
雑感
ノート、香り、歌、バイクなどは好き勝手に創作していては自発的に出てこなさそうなテーマで、大変楽しく作業した覚えがあります。
なかでもノートと歌、青で作成したものは個人的によくできたのではないかとお気に入りです。
バイクは明らかにいつものテイストと異なっていて、ひねり出した感じがありますが、自分の地元を思い起こさせてくれました。
そうした面もお題を頂戴する良さなのかも知れません。
9月も10日ほど経ちましたが暑さは未だ変わらず、スーパーへ買い物に行くことすらためらうほどで、思わず9月を嫌ってしまいそうですが、Xやnoteでの短歌投稿をはじめた月ですので、わたしにとって特別な月となりました。
また9月の中旬ごろ、「単語で短歌」様のお題で詠んだものをまとめますので、よろしければ覗いてやってください。
どこかのあなたへ、その何らかの感情に触れることができましたら幸いです。
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