インテリになりたいな
インテリになりたい。
モノゴトを良く知っている人、頭のいいひと。
そういうものに私はなりたいな。
「テリ」っていう語感も良い。
醤油と砂糖をからめて焼き上げたようなテクスチャーを感じる。
そして難しい言葉を使いたい。
自由自在に、そして融通無碍(ゆうずうむげ)に使いこなすのだ。
天を駆け巡る白馬のように。
しらんけど。
さて、そんなわけで、
いま僕が使いたいインテリだと思うことば三銃士を連れてきたよ。
「いま僕が使いたいインテリだと思うことば三銃士?」
アプリオリ「うっす、よろしく」
コンサマトリー「がんばります、よろしく」
ブリコラージュ「よっす、どうも」
なにかのために、以下、順にまとめておこうと思う。
アプリオリ
時折耳にする。
ラテン語由来なのでカッコいい。
「まあそれはアプリオリなわけではないけれどもね」
みたいに言いたい。
ア・プリオリ、と中点を入れるとやり過ぎ感が出るし、
そもそも発話してしまえばどちらなのか分からなくなる。
そしていつも意味が分からなくなる。
自明なこと、証明が不要、疑うべきでないこと。
の意味なのだそうだけども、使いどころが難しい。
コンサマトリー
山口周先生のnoteに書いてあり、すぐに検索した。
「それ自体を目的とした」「自己充足的な」という意味の英語だという。
どちらかというとポジティブな文脈で使われると思う。
すぐに目的と手段を取り違えがちなな小生にはうってつけ。
「ボードゲームというのはコンサマトリーな存在である」
みたいな言い方ができるかもしれない。
ブリコラージュ
みんな大好き文化人類学の用語。
フランス語。レヴィストロースが提唱。
L=ストロースと書くとよりかっこいいな。
手近なものでなんとかすること。
一から設計して何かをつくる(する)のではなくて、ありあわせのもので何とかすること。
一般的な会話で挟み込む余地はあるだろうか。
「いやいや、そんなそんな、ブリコラージュじゃないんだから」
みたいなものしか思い浮かばないわが身の発想の貧困さよ。