里山の木のスプーン展示室

『里山の木のスプーン展示室』は2023年春に岡山市東区にて誕生しました。隣には2016年開設の「木のスプーンゆきデザイン工房」が併設、木のスプーンを製作しています。展示室にならぶスプーンや器のことなど少しずつお伝えしていきます。

里山の木のスプーン展示室

『里山の木のスプーン展示室』は2023年春に岡山市東区にて誕生しました。隣には2016年開設の「木のスプーンゆきデザイン工房」が併設、木のスプーンを製作しています。展示室にならぶスプーンや器のことなど少しずつお伝えしていきます。

最近の記事

里山の木のスプーン展示室 営業日のご案内

    • 12㎝スプーンとお箸(21㎝)

      12㎝スプーン長さ12㎝の小さなスプーンの木3種をご紹介します。 ①12㎝スプーン みかんの木 みかんの木は、材の色も黄色のみかん色ということに驚かれることが多いです。工芸品の象眼細工に使われることもあるようで、みかんの木そのものが、木工として使うには細いため、小さな細工物に使われることが多いのだと考えます。 みかん材は、あたりがやわらかく、芯の強さもあるしなやかな材です。 ②12㎝スプーン 銀木犀(ぎんもくせい)の木  銀木犀の材は、年輪にあたる木目の模様が独特で

      • チョコレートケーキを食べるなら・・・?

        秋も深まり、甘い物がよりおいしく感じられる季節になりました。 チョコレートケーキ(チーズケーキでも他のケーキでもなんでも良いのですが)を食べるなら・・・というテーマで、チョコレートケーキを食べるなら、どのカトラリーが使いやすいか、食べ比べてみました。 ①和菓子フォーク・・・全体的に〇 和菓子フォーク 〇 和菓子を食べるために作った和菓子フォークです。しっとりしたケーキなら洋菓子でも食べやすいフォークです。厚みが薄いため切れ味よく、口にいれた時にも食べやすいので〇です。 難

        • お箸

          21㎝〜24㎝までのお箸の在庫が少なくなってきています。 一般的に、新年に向けてお箸を新調される方が多くなってくるこの季節、11月中旬までには製作を完了する予定です。 スプーン屋の作ったお箸、使いやすいと言っていただけるのはとてもうれしいです。 より使いやすいと言っていただけるよう、在庫の木材を選定しています。 里山の木のスプーン展示室は、木のスプーンゆきデザイン工房が運営しています。 「里山の木のスプーン展示室」 〒704-8142 岡山市東区上阿知1066-1 木のス

          スープスプーン

          温かいスープが欲しくなる季節になりました。 スープスプーンには(大)と(小)のサイズ2種類用意しています。 (大)はスープをすくう池がぐっと深くて幅も広いため、大人用です。 (小)は小学生くらいのお子さんに食べやすいサイズで、大人が軽くおやつなどを食べるのにも適しています。 口に入る池の裏の部分の厚みを薄く削り取り、薄さと強度とのバランスを注意しながら仕上げていますので、とても食べやすいと思います。 とても使いやすかった!とお客様から言っていただけるので、ほっとしてます

          和菓子フォーク

          美味しい和菓子を食べる和菓子フォークを作りたくて作りました。 岡山にはおいしい和菓子を作る和菓子屋さんが多く、「大手まんじゅう」は有名ですし、源吉兆庵や敷島堂などなど、手土産に喜ばれる和菓子屋さんは多いです。 おいしい和菓子を、より美味しく食べられる和菓子フォークを目指しました。 里山の木のスプーン展示室は、木のスプーンゆきデザイン工房が運営しています。 「里山の木のスプーン展示室」 〒704-8142 岡山市東区上阿知1066-1 木のスプーンゆきデザイン工房隣 spo

          木のスプーンORお箸づくり体験について

          3月に引き続き工房での木のスプーン及びお箸づくり体験を募集いたします。 近隣の方でご興味のある方はお申込みください。 今回は土日に加えて平日も日程に加えました。 また、10時からのスタートで時間に余裕をもたせました。しっかり磨きたい方は10時から12時までみっちりと作業することが可能です。早く終わらせたい方は早めに終わっていただいても構いません。 スプーンもお箸もどちらも簡単といえば簡単、難しいと言えば難しいです。 ペーパーの使い方や研磨ペーパーで磨くポイントなどをはじめ

          木のスプーンORお箸づくり体験について

          プレゼント対応と展示品について

          いつもありがとうございます。 プレゼントについて プレゼントとして買い求めて下さるお客様が最近多く、とてもうれしく有り難く感じています。 スプーンについて、ようやく対応できるようにいたしました。 昨年までは、紙袋に入れるだけの状態でお渡ししていたのが心苦しく、せっかくこちらのスプーンを選んで頂きますので、遅くなりましたがプレゼントとして対応できるようにいたしました。 プレゼント用のシールは写真の3種類から色をお選びいただけます。 こちらは無料サービスで承っております ス

          プレゼント対応と展示品について

          3月のスプーンづくり・お箸づくり体験終了いたしました

          いつもありがとうございます。 展示室横の工房にて開催しました3月のスプーンづくりとお箸づくり体験を昨日無事に終えることができました。 狭いなりに工房を体験の場として活用できたこと、また、企画の告知が急だったにも関わらず思いがけず予想よりご希望者が多かったため、出張体験や継続的な開催なども検討したいと考えております。 開催が形になりましたら、木のスプーンゆきデザイン工房のInstagramやFacebook、当ブログなどでお知らせさせていただきますので宜しくお願いいたします。

          3月のスプーンづくり・お箸づくり体験終了いたしました

          木のスプーンORお箸づくり体験できます😊

          木のスプーンやお箸の形になったものを研磨ペーパーで整え仕上げる体験です。 荒削りしている山桜材のスプーン、或いはお箸を3種類の紙ペーパーで磨き、最後にオイルを塗り込み仕上げます。 ※仕上げについて、オプションで防水加工の塗装も承ります(別途、塗装代を頂戴します) 木のスプーンとお箸の両方の体験も可能です。 お子様さんから大人まで、ご興味のある方に山桜材の香りを楽しみながら仕上げていただきたいと考えております。 体験には事前のお申込みが必要です。 所用時間  1時間から2時間

          木のスプーンORお箸づくり体験できます😊

          梅の枝箸

          梅の枝箸です。 樹齢50年ほどの梅の枝を近隣の方からいただき箸にしました。 上に向かってまっすぐに太く伸びるこの枝のことを徒長枝(とちょうし)といい、夏の間に旺盛にたくさんの枝を出します。そして冬に剪定されることが多いです。 こちらの徒長枝を7〜8年程前にたくさんいただき、だいぶ枝の芯も乾燥してしまってきた頃合いで、このたび箸を製作しました。 梅の枝箸を初めて知ったのは、師匠のもとで木工芸を学んでいたときです。梅の産地で木工芸品を創出する際に師匠が指導におもむき、梅の徒長枝

          お箸の製作完了しました

          お箸の製作が完了しました。 製作を終えてから展示室に陳列するまでの準備に時間がかかりましたが楽しい準備の時間でした。 お箸を作るためにスプーンにまわさず取り置きしておいた材木をやっとお披露目できてうれしいです。 20種類の木の種類の箸を作ると決めて製作に取りかかったのですが、そのうち針葉樹の材を取りやめ、今回は広葉樹の材だけを使うことにしました。 現時点で並んでいるのは、樫、栗、槐(えんじゅ)、鉄刀木(たがやさん)、白樫、南洋桜、枇杷、山桜、樺、欅などで作った箸です。 お

          お箸の製作完了しました

          桑の木の小鳥

          展示室のディスプレイ用に小鳥を製作しました。 今のところ小鳥は二羽。(展示室に来られたら見つけてください) 鳥の置物を少しずつ増やしていこうと思います。 次はカラス。 かっこいいハシボソカラスをモチーフに。 ディスプレイ用です。 木(材)と鳥はやっぱり相性がいいです。

          木の食器用ウレタン塗装について

          展示室では、木のスプーン以外に、木の器もご覧いただけます。 同じ師匠のもとで教えを受けた作り手の皆様が作ってくださった器です。 師匠から教えを受けた時期も、期間も、場所も異なり、性別も年齢も様々ですが、多くは先輩にあたり、師匠の薫陶を受け、作り手としての経験も豊富、その土地その土地で、器を作ることで表現を続けている皆様方です。 個々の作り手の紹介は後日させていただくことにして、今回は、塗装について語りたいと思います。 ●はじめに 木のカトラリーや食器を作る人間にとって

          木の食器用ウレタン塗装について

          2023/7/1 本日の展示室の様子です

          本日は一日雨でした。木のスプーンと器の他、少しずつ商品が増えてきました。 「里山の木のスプーン展示室」は、木のスプーンゆきデザイン工房が運営しています。

          2023/7/1 本日の展示室の様子です