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違いのわかる男

才能とは何か、いろんな人がいろんなことを言う。

しかも、みんなこぞっていいことを言う。


最近座布団をあげたくなった定義は2つ。

ひとつは左ききのエレンで出てきた「才能=集中力の質」って話。

もうひとつはブルーロックで出てきた「才能=己の能力を証明する力」って話。



あとは、「みんなは難しいって言うのに、自分は簡単にやれちゃうこと」とかもよく言われる気がする。

あとはあとは、「努力できること」とかもよく聞くな。


こういうのは多分ぜんぶ正しくて、才能が光を放つタイムライン上のどこをどんな角度で切り取るかだと思うんだけど、

そうした意味で、自分も昔から思っている才能に関する説がある。(正直、説というほどでもない)


それは「分解能」に関する話。

分解能ってのは要するに、「計測できる一番小さな値」のこと。

(ここから先は、学術的に間違った表現があるかもなので謝罪を先払いしておく。ごめん。)


視力検査とかわかりやすいよね。

円環の欠けた部分の幅について、「計測できる最も小さな値」がその人の視力を示す。

音楽とかもわかりやすいかな。

みんなにはわからない音のズレがわかっちゃう。


こうした、「みんなにはわからないけど、自分にはわかっちゃう違い」を、どういう領域に持っているかは、才能を特定するための大きな手がかりになると思う。

ただ、昔とある女子アナが「絶対音感あるけど歌は下手だからカラオケには全く行かない」って言ってた通り、

わかっちゃうとできちゃうは違うから、あくまでひとつの側面に過ぎないんだけども。

でも、天才と呼ばれる人が孤独にしがちなのは、どちらかというとこの「わかっちゃう」方の性質だろうなと思う。


(落書きが楽しくなってきた笑)

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