テーマパークの習い事|真実の瞬間を学ぶPart4 テーマパークの真実の瞬間 仲間編
今週は、真実の瞬間について学びを深めています。
前回までは、真実の瞬間について意味と進化してきた学びをお伝えしてきました。
今回は、私自身がテーマパークの現場にて仲間との間で体験した真実の瞬間について綴っていきたいと思います。
CS(顧客満足)を高めるためには、ES(従業員満足)が大切です。
どのように現場にて真実の瞬間をスタッフ同士にて体験してきたのか、皆さんの現場のヒントになれば嬉しいです!
テーマパーク流真実の瞬間 現場編
皆さんは、一日の業務の中で、どれくらいの人と接点がありますか?
そして、その接点において一人当たりの交流時間ってどのような認識を持っていますか?
これが、真実の瞬間になりうるすべての”チャンスタイム”
になる機会です。私たちが出逢う人全ての瞬間に真実の瞬間は眠っています。
私がテーマパーク時代に仲間との真実の瞬間は何かといえば、
やはり、「上司、先輩との交流」の時間です。
トレーナーと言われる現場で新人を育ててくれる担当者は、常に新人に対しての接し方、立ち振る舞いを意識していました。
それは、
憧れられる存在に自分自身はいるのだろうか。
一つの動き、声のかけ方に至るまで、その動作、声のかけ方、内容に至るまで、全てがカッコ良いのです。
だからこそ、新人はその先輩を見て、いつか自分もあんなカッコ良い先輩になりたい!という目標が芽生えます。
これって、今は、なかなかこういう存在の先輩って貴重な感じですが、私たちの新人時代って本当にこんな感じだったのです。
カッコ良い先輩の後姿を見て、新人は追いつきたいという気持ちで、先輩の真似をしながら仕事を一生懸命にやるみたいな形。。。
アイドルが好きな人が、アイドルと同じ服装や、振る舞いをまねているような感覚に近いですね。
これは、そのトレーナーさんがスタッフさんに対して常に接している瞬間は憧れの先輩トレーナーという役割を演じ切ることを決めているからこそ、新人は、その立ち振る舞いに対して、偶然のようにやってくる先輩の立ち振る舞いに感動し、自分もいつかあんな風になりたい!って「真実の瞬間」を必然的に感じるのです。
しかし、これは先輩のこだわりであったり、プライドであったり、後輩に対する姿勢であったり、今まで受け継いできた伝統であったり、色々な想いが混ざって、その瞬間が生まれているのです。
そして、その先輩も新人の頃に同じようにまたその上の先輩に真実の瞬間を味わわせて頂いているからこそ、自分もそれを今の後輩に対して繋げているということなのです。
この状態を「社風」とか「伝統」とかいう表現で伝えている現場も多いのではないでしょうか。
真実の瞬間をどのように意識して仲間との間に創り出すのか、
皆さんの現場でも是非とも考えてみてくださいね。
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参加されたい皆様は、こちらから、参加してくださいね。お待ちしています!
Twitter連動テーマパーククイズ❗
Q:トレーナーとトレーニーの関係性はどんな関係が重要⁉
A:トレーニーとは、教えてもらう側のことを言いますが、トレーナーとの関係性で重要なポイントは『親子』のような関係性であることです。
『親子』と聞くと古い感じはしますが、有名なマラソンランナーのトレーナーや、テニス、野球、みなさんがメディアでもお馴染みの青山学院大学の原監督などが思いつくのではないでしょうか。昔の親子のイメージと今の親子のイメージは変わってきています。
そう、よくよく考えて見ると古くはないんです。
時代に合わせて変化し、そしてそこに安心感や信頼感がおけるそんな関係を『親子』のような関係と位置付けています。あなたは仕事において周りとどんな関係を意識していますか?