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もしかしたら出逢っていなかった人たちへ
もう人生は43年も生きていると、色々な選択をして、辿り着いた「今の自分」がある。(なんか歌詞みたいだ…)
でも、あの時あの選択をしていなかったら?と思うこともごくたまにある。
例えば高校生の頃、友だちの紹介で出会った歳上の方とお付き合いした事があった。その人と出会ってなければ、大学であのサークルに入らなかった。
あのサークルに入らなければ、私の友人関係は全く違うものになっていただろう。
もしかしたら、そのまま大学で司書の資格を取って、どこかの図書館で働いていたからもしれない。
旦那さんと出会う事もなく、娘も産まれてこなかった。
今の会社にも入っていないし、500人を越すお客さんたちにも出会っていなかった。
あの時、あの選択をしていなかったら…
そんなパラレルワールドが存分に味わえる作品。
「森へ行きましょう」 川上 弘美
川上弘美さんと言えば、「センセイの鞄」だが、私は「蛇を踏む」や「ニシノユキヒコの恋と冒険」の独特の世界観が好きだ。
「森へ行きましょう」は結婚しているかいないか、仕事をしているかいないか、主人公のパラレルワールドが同時進行で進んでいく。
結婚しているからって幸せとは限らない。
仕事があるからって幸せとは限らない。
幸せの単位って人それぞれかもしれないけど、幸せのスキルって結局は自分次第だと思う。
私は幸せのスキルが高い!
ほら、だって空を見上げるだけで幸せになれる。
暖かい部屋でゴロゴロしながら、本を読む幸せ。
どんな選択をすれば幸せになれるのか?
それは「後悔しない」選択をする事に尽きると思う。
私と出逢ってくれた人たちに感謝。
私ってツイてる!!