モノクロラプソディ
本日ご紹介する曲「ホワイトキャンバス」
作曲家の黒沢はいねさんをお招きして一緒に楽しみます
黒沢さんはどのようなイメージでこの曲を作られたのでしょうか
私の生涯をかけた大作となりました
第1章は「土霊」を感じていただきたい
何もない 静寂な中に 小さな命を感じてください
第2章は「美しい花」を思い出してほしいんです
そして美しい花の上に「空」が広がります
第3章は「死」を迎える前にありったけの「怒り」をぶつけて クライマックスです
なるほど さて 皆さんはこの曲にどんなイメージをもたれたでしょうか
曲名が「ホワイトキャンバス」ということで私にははっきり色がイメージできました
第一章は一面の緑に覆われた森
第二章は道端にかわいらしい黄色のヒマワリが並んで真っ青な空を見上げていますね
そしてクライマックスは真っ赤な血が想像できました
いえ この曲には色がないから「ホワイトキャンバス」なんです
音の魂を感じてほしいです
・・・
中学校1年の時、美術の成績で2がついた。提出した課題の配色がよくないという理由だった。
それから私は絵が嫌い、美術全般が嫌いになった。
noteで「色」を取り上げておられたり、イラスト・漫画を描いておられる方がたくさんいらして、毎日自分が楽しみにして読んでいることを発見した。
あれ?私、案外、美術好きかもね、と思うようになった。
最近、私は「色」の区別がつきにくいです、という方と知り合った。人生で初めての経験だった。
そして、私は無意識に物事を色で表現していることが多いことに気がついた。カラフルな人生。色とりどりの・・・そう聞くとなんとなく明るく幸せなイメージをもっている。
色で表現することは悪いことではないと思う。
昨日、ちょうど「茜色」を使った短歌を投稿したが、投稿後、茜色を識別できない人にはどのように伝わっただろうか・・・と気になったりした。
そのモヤモヤした気持ちをどう解消したらいいか、しばらく悩み、色のない世界を表現してみようと思った。
私が敬愛する落合陽一さんの「偏在する音楽会」「耳で聴かない音楽会」を思い出した。そこにヒントをもらって作ったのが今日の作品です。
私の何気ない表現にどこかで傷ついたりしている人がいるかもしれないと思いつつ、まだ表現者として初心者な私は時々やらかしてしまうかもしれない。様々な環境の人に思いやりをもてる表現者になりたいと思う今日この頃でした。
今日ご紹介するtaiinさんのCG作品がとても気に入っています。
taiinさん、勝手に紹介してごめんなさい。
いつもコメントありがとうございます。「青春」や「15歳の私」の宿題はまだ未完成です・・・