徒然なるままに・・・029_20220604
消費者の目線でセールスを考える
私は営業という仕事をしたことがない。
そのうえ、非常に厳しい消費者だ（営業の方、ご苦労も考えず申し訳ないっ！）
今日は、短気で自己主張が強い、私は「ここの店では買わない！」と思うエピソードを紹介する。あくまでも個人的な意見なので、営業の人への参考になるかどうかは分からない。このおばさん、うぜーっと思われたらすみません。
今日の昼休憩、車の買い替えについて、同僚と話になった。
私はこれまで２台しか乗っていない。
１台を長く大切に乗るタイプだ。
他のものについても割と物持ちがいい。電化製品は必ず私の気持ちより物の方が先に寿命を迎えてしまう。
飽き性の私が物持ちいいのは、もしかしたら単なる物ぐさなだけかもしれないが。。。買い替えるのが面倒くさい、新しいものにチャレンジするのが面倒くさい、きっとこっちだな。
今、愛用している車は12年。15万キロ以上乗った。色と形が好みだ。
まだまだ次に乗りたい車が見つからない。壊れるまで乗りたい。
次にどこで買おうか、ずっと、今お世話になっているディーラーさんで、と思っていた。だからこそ、車検は少し高くてもディーラーで、タイヤ交換もお願いして、時を繋いでいた。
タイヤ交換に行ったときに、残念だなぁと思った。
今までは、技術の人がタイヤ交換の後、エンジンオイルがないみたいなので、補充しませんか？エレメント交換しませんか？ワイパーどうですか？と声をかけてくれた。
人によっては、余計なお世話だとはねつけるかもしれない。
でも私のようなメカ音痴の人間は、こういう時にちゃんと修理しておきたいんだよ、と思っている。声をかけてくれるとありがたい。
家に着いて、フロントガラスを見た。なんと、２本あるワイパーのうち、１本が交換されていなかった。うん？
そういえば、前回のときは、後ろのワイパーが交換されていなかったな。
ワイパー交換がサービスなのは分かっている。
もし、お店の方でこれって無償だよね。やりたくないよね。と思っているのだったら一言聞いてほしい。お金かかりますけど、ワイパー交換は必要ですか？と。
何も言わずに中途半端に交換されている。
なんか気持ち悪いんだな。
ワイパー変えようと思ったら、一本見当たらなくて、後ろのワイパー交換できなかったんですけど・・・とか、前のワイパー１本足りなくて、これでよかったですか？とか。
なんか、悲しい。
話してくれない、その感じが、なんだか悲しい。
タイヤ交換を終え、窓口カウンターで支払い、店を後にした。
もうこの店では、絶対にタイヤ交換はしないし、車検もお願いしないし、次の購入は絶対なしだ！
営業さん。
あなたがいくら頑張っても、技術の方がそういうことであれば、車絶対売れませんよ。
大きな買い物だから、営業さんや技術さんとも良好な関係でずっと長くお付き合いできるところを、また新たに探します・・・
別の場所でも、「お客としての私」を覚えていてくれていることが少なくなった。
私は、結構頻繁に同じ場所にしか行かないタイプなんだけどな。
売る方がお客を覚える気持ちがないのか、「あなたは私にものを売る気持ちがありますか？」と思うほど、残念に思うことがある。
「よぉ！〇〇ちゃん！今日も行ってらっしゃい！」
「今日もお疲れさま。これ、新鮮だから買っていくかい？おすすめだよ。夕飯におすすめだよ」
「あー大分使い込んだんだね。いいよいいよ、ちょっと直してみてあげる」
そんな昔の会話が懐かしいよ。まちの商店街の衰退とともに、われわれの心が休まるお店、癒しの空間はもうないんだな。
さて、最後にちょっとだけ嬉しい話。
私は１週間に１回、職場の近くのラーメンやさんにチャーハンを食べに行く。半チャーハン350円。
これが１週間のランチタイム１日の絶対的な楽しみなのだ。
もうかれこれ２年以上通っている。
しかもその店は、どのメニューも30秒以内に出てくる。店の回転が速い。職場を出て、移動し、注文して、食べて、職場に戻ってくるまでに15分。実に効率がいい。そして、何より美味しい。私の舌に合う味。お気に入り。
女性が毎週一人で通ってきて、半チャーハンを嬉しそうに食べて帰っていく。この光景をこの店の人たちはどのように眺めているんだろう、とちょっと恥ずかしく思っていた（ちなみに女性一人客はほとんどいない）。
ある日、車検のために代車で出かけていったら、そこの大将が「車変えたんですか？」って声をかけてきた。１年以上通って初めてのことだった。それ以来声はかけられていない。
めっちゃ嬉しかった！
あー私って、ちゃんとこの店に認識されていたんだなぁ。
夫いわく「たぶんお前の車が敷地内に入ったのが見えた時点でフライパンふってるぞ」ってね。
こういう店には毎日でも通いたい。
週一のペースを崩すことなく、また来週も半チャーハン食べにいくぞ！！