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日本における同性愛の浸透性
最近、Netflixで"Modern Family"を見ることにハマっています。
ジャンルはコメディで家族・親戚間で繰り広げられるハプニングがリアルで笑いを誘います。
知っている人は知っているアメリカの代表的コメディ"The Office"と似たような形式で物語展開されていきます。めちゃくちゃ面白いのですごくおすすめです。
"Modern Family"で子供ありのゲイカップルが出てくるのですが、実は"Modern Family"が放送開始したのが今から10年以上前の2009年。日本であまりゲイやレズビアンの概念があまり浸透してなかった時代です。”オカマ”という言葉は結構流行っていたかなーという時代です。
ちょうど自分はその時小学生だったので”オカマ”は笑いのネタだったことが今でも思い出されます。
ただ、大人になってその”オカマ”も笑いのネタではなく真剣なことなんだと今になって思います。
自分が初めてカナダに渡航した際、同性愛者だけでなくトランスジェンダーなど様々なジェンダーの多様さに衝撃を受けました。
日本ではあまり見たことがありません。なぜでしょうか?
以前、自分の母親と何気なく話していたら同性愛の話になり、すると母が
「男が女っぽい格好するんだよ〜、気持ち悪くない?」
と言いました。私は正直ショックでした。自分が同性愛者でもトランスでもないけれど、大きなショックでした。
自分の職場にも同性愛の子がいるのですが、その子は自分が同性愛ということを公にはしておらず、理由を問うとジャッジされるのが嫌だから・・・ということでした。
日本であまり同性愛者を見かけないのは日本の社会の窮屈さ、無知さもあるのかなぁと思います。特に年配の方は理解するのに時間がかかるイメージです。
同時にまだジェンダーについて知らない人ってたくさんいるんだな、と実感しました。
外国では"Modern Family"のように同性愛者を取り入れたドラマはたくさんあるけれど、日本ではあまり見かけない気がします。「おっさんずラブ」とかは代表的な同性愛を扱ったドラマみたいですが、やはり海外と比べると海外では”同性カップル子持ち”といったように段階が一歩先に進んでいるので、日本はまだ遅れているのかな〜という感じです。
海外に出て気づきましたが、みんなが思ってる”普通”って結局は固定概念なんですよね。普通なんてないのにって感じ。
人間一人一人が住みやすい、生きやすい世界を望むばかりです。