見出し画像

申し訳ない日々

偽った自分で、欠点だけが浮き出しにされる時間を過ごし、
縛られた時間から解き放たれると、縛る環境へと帰っていく。

環境が変わる前のワクワク、慣れた頃に出るボロ

無知は怖い、でも私は怒鳴られなきゃ分からないような人じゃない

心強く生きてきたはずなのに、時々自分に自信がなくて
何度も頭の中を駆け巡る劣等感を含んだ自分への言葉

最寄りに着いてやっと収まる緊張感
「家へ帰れば優しい言葉が待っている」
それに甘え続けた自分に今、最高に失望している。

今まで感じたことのない安心感
隣にいてくれれば何もかも忘れて心の底から幸せと思える環境をつくってしまった。

幸せな時間を過ごしたからまた頑張ろう、という気持ちより、
この時間が終わってほしくない、という気持ちが勝ってしまって、
考えることをやめ、
目が合うたびに愛を伝え合う
聞こえてくる言葉に何ひとつ疑いを持たず。

純粋に言葉を伝え合って過ごしてきただけなのに、
言葉に価値を持たない日が来るのかと不安を持ち始めたのはいつからだろう。

私にとって落ち着ける時間は、縛る時間に変わってしまっていないだろうか。

一つの種が生み出した根っこは、脳内にあれこれ広がっていき、
花を咲かす前に以前の純粋な幸せの感情は、感染した不安の気持ちで枯れてしまうだろうか。

自暴自棄に入った自分の考えは、どんな言葉でも偽ることはできない

なんでも話し合える関係になりたい、と話していたあの頃。

でも、本当は今すぐに
寝転んだらすぐに眠りにつける時のような、そんな感覚に陥りたい。

社会に出て思い知った。
謝る日々は、思った以上に精神を削られ、自信を失う。

あなたの存在に助けられたから、
私はまた自分の弱さを知れた。

眠りについて、起きたらまず「ありがとう」と言おう。


しばらく朝日を浴びていなかったな。
部屋で唯一太陽の光がしっかり差し込むトイレの床に座ってこんなことを書いた。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?