学習タイプで考える部下とのコミュニケーション
こんにちは。「わたし・みらい・創造センター(企業教育総合研究所)」副センター長、加井(かい)です。
緊急事態宣言が出てますますリモート勤務する機会が増えていますね。
対面だと何となく掴めていた部下の状況がリモートだと見えなくなっていて、マネジメントが難しいという相談を頻繁に受けるようになりました。
もう「今時の若者は...」といった常套句は通用しなくなり、彼らが「なぜ動かないのか」を真剣に考える時期が来ています。
「部下が言うことをきかない?」は本当か
まず考えてみてください。あなたの部下は本当に「動かない」「言うことをきかない」のでしょうか。
私たち「わたし・みらい・創造センター」では
Every One is reasonable
「誰しもが理由を持っている」という考えを元に、常に接し方を工夫するよう上司の方々にお話しています。
部下が動かないことにも何らかの理由があるということです。
部下の「学習タイプ」を知っていますか?
部下にどんな話し方をすれば聞いてもらえるか。それは部下の「学習タイプ」を知ることで見当がつきます。
学習タイプには4つあります。
1.「なぜ」タイプ
2.「なに」タイプ
3.「どうやって」タイプ
4.「今すぐ」タイプ
この学習タイプには見分け方があります。まずはあなた自身で確かめてみましょう。
学習タイプを知るための質問
では質問です。
講師が「人材育成に成功法則はありません」と言い切りました。これを聞いてどう思いましたか? 次の4つから選んでください。
1.え、なぜ存在しないの?
2.え、そういえる証拠は?
3.じゃあどうすればいいの?
4.そんなことはいいから、今すぐ何をすべきか知りたい
選びましたか? この答えで学習タイプがわかります。
学習タイプの解説
まず1を選んだ方は「なぜ」タイプです。理由を求めるタイプなので、行動するにはその理由が必要です。つまり理由があれば動いてくれる傾向があります。
つぎに2を選んだ方は「なに」タイプです。背景や事実がわからないかぎり行動しません。本を読むのが好きな人に多いと言われています。
3を選んだ方はどうやってタイプです。方法がわからないと行動しません。逆に言えば、ステップバイステップでやり方がわかれば動けます。
最後に4を選んだ方は、どうすりゃいいのタイプです。人から聞いたらとりあえずやってみるのがこのタイプ。理由や背景はどうでもよくて結果がすべて。だめなら次をやるだけという考え方です。
性格や環境により偏りはあるものの、人はかならず4つのどれかに当てはまります。ちなみに日本人は1が多いのだとか。たしかにそうかもと思えます。
部下に合った学習タイプで話そう
あなたの部下はどの学習タイプに当てはまるのか。まずはそこから知るです。とはいえ、ここでした質問をあからさまにすることはできませんよね?
それなら、普段の行動をまずはよく見ること。そしてタイプにあたりを付けて話し方を決めてみてはいかがでしょう。
うまくいけばそれでOK。ハズレたら別のものを試せばいいだけです。全部やっても4つなので知れています。
行動を見てもよくわからない人は、とりあえず1の「なぜ」タイプと仮定して話してみましょう。
日本人に一番多いのがこのタイプなので当たる確率は高いはずです。
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