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私の人生のどん底話【ちょいとブラックな自己紹介】

これまでの人生で一番どん底だったなあっていつ、どんな時でしたか?
人のそういう話を知るのがすごく好きな私。
いや、どん底の話じゃなくても人の人生の物語に興味があります。
どんな経験をしてどういう気持ちでどういう思いで生きてきたのか。

今回は私の人生のどん底話でも書いてみようかと思います。
面白いくらい嫌なこと辛いことって重なるものだなって思いました。
それと本当に「陰極まれば陽に転ずる」んだなって自分なりのどん底を経験して感じました。
落ちるところまで落ちたらあとは上がるしかない。
そういう経験をしました。

保育園の頃から人見知りは激しかったようです。
小学校4年生くらいから、人と馴染めない感覚が強くなった気がします。
口下手というか内向的で友達も一人いるか、いないかでした。
人の目がすごく気になって、人が怖くて過度に緊張していました。

自分のことは、暗くてひねくれ者で嫌な奴と思っていて全然好きじゃありませんでした。

両親のことは詳しくは↓の記事で書いています。

家庭環境もいい方ではありませんでした。(いつ拷問が始まるか分からないくらい恐怖と支配に満ちた雰囲気)
ざっくりいうと後々に姉がアルコール依存、私が鬱、妹とは中学生より絶縁になる様な荒んだ、自己否定が強い人間になるような環境でした。

そんなわけで小学生から生きている意味が見いだせない、絶望・虚無を抱いて生きることになりました。

体調も常に悪かったです。
ガンガン頭痛がして、鼻炎で鼻をずっとすすってました。

しかし、荒んだ心の私に転機が訪れます。
高校2年生の時です。詳しくは↓下の記事で。

ある本をきっかけに人と関わることを避けまくっていた私が精神科看護師を目指したいと思うようになりました。

無事に看護大学へ進学し、精神科看護師として働きました。
(両親には大学にまで行かせてもらえて感謝しているし頭あがらない思いはあります)
社会人になり姉と二人暮らしを始めましたが、姉がアルコール依存になります。
姉は刃物を持ち出したりして、刃物沙汰の争いにもなったりしました。
対人恐怖、鬱、過緊張は安定剤を飲んでだましだましやっていただけなので、どんどん酷くなっていきました。

私自身ストレスからアルコールプチ依存状態だったと思います。

死にたいとずっと思っていたけど、自分から命を断つ度胸はありませんでした。それは怖かった。
でも「完全自殺マニュアル」という本やネットで自殺する方法を検索し安心していた。
なんか「死」にすごい希望を持っちゃってた。

自己否定が強く自暴自棄な生活しかできず20代の頃、不整脈になり心臓を焼く治療をするはめになります。

心臓の治療前後に肋骨骨折、足の指骨折もしました。(多分酔っ払ってたから)
頭がいかれて(?)痩身エステ、占いにはまり込み、借金も人生初めてしました。(奨学金以外で)
督促状が来た時は頭が真っ白になりました。
あとはちょっともう、公の場で書けるようなことじゃないこともやらかした。
家族にも誰にも言っていない。
墓場まで持っていかないといけない。

付き合っていた夫の前でなんども酒で失態を晒し、泣かせてしまいました。

ここら辺で「ああ、もう私だめだな。どうしようもないな・・・」って心底思った。

ここが私の人生のどん底です。

どん底にきて、上手く言葉に出来ないけど、「死ねないし、もうやるしかない(何をって感じだけど)」って思った。
起き上がった感じ。

小学生の頃からあった鬱症状だからとても治るものじゃないと思っていたけど、根本的な鬱の治療に踏み切っていきました。

ここからいい方向へと向かいだしました。

手始めにTMS治療(脳に電磁気を当てる治療)をしました。
そして端折るけどいろいろあって、まさかの鬱完治。
何が一番効いたのかは分からない。(TMS治療かな?)
でも薬を一切飲まなくなって7年くらい経つから完治と言っていいと思います。鬱症状も全くなくなりました。

鬱は治ったけど生きずらさはまだまだあって、トラウマ癒し中です。

とざっくり私の人生、自己紹介を書くとこんな感じです。
結構、前半は闇が深い人生だったのかな。
これからはそれを糧にいい、楽な人生にしていきたいと思っています。


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