【ファジサポ日誌】121.好事魔多し~第25節 ファジアーノ岡山 vs モンテディオ山形 マッチレビュー ~
Cスタでのファジ初観戦が2009シーズン、あれから長い歳月が経ちましたが、おそらく今節が過去の試合と比べましても、体感的に最も暑かったゲームであったと思います。
普段から心身の鍛錬に励むプロアスリートたちがプレーするとはいえ、とてもサッカーをするような環境ではなかったと思います。しかし、最後まで大きなトラブルもなく試合が進行出来て良かったと思いました。
2年後に控えたシーズン移行後の開幕は8月です。
ちょうど今頃です。
ウィンターブレイクにより、サマーブレイクを十分に設けることは出来なかったものと理解しています。日程面において、何とかこの酷暑を回避できる術はないものでしょうか。
1.試合結果&メンバー
中断期間明けの期待感、今シーズンここまでの山形の順位を踏まえますと、やはり勝っておきたかった試合でした。ドローという結果に関しては、物足りないものといえます。
今節は岡山と同じくプレーオフ圏内にいる5位山口が勝利、そして6位仙台も2位清水に勝利、また3位長崎も敗れましたので、なおさらです。
8月の岡山は、今節を含めました5戦の内、ホームが3試合もあります。アウェイ2試合も近場の徳島、山口とコンディション維持においては有利な日程になっています。即ちこの8月に勝点を稼いでおきたい立場といえます。
J1昇格戦線を戦うにあたり、次節以降の停滞は許されません。
メンバーです。
リーグ全体に言えることですが、今節から各チーム新戦力が出場し始めました。岡山も、京都から移籍のCF(22)一美和成、いわきから移籍のLSB(23)嵯峨理久が先発、ベンチにも韓国・江原FCから移籍のMF(33)神谷優太が控えました。
山形も復帰となるCF(90)ディサロ燦シルヴァーノ、OMF(トップ下)で山形県出身、鹿島から移籍の(88)土居聖真が先発で出場しました。
岡山に話を戻しますと、МF(24)藤田息吹や(39)早川隼平、そして(17)末吉塁もベンチ外となりました。体調面なのか戦術的理由なのか欠場理由は明確には分かりませんが、故障者の復帰や新戦力の加入により、彼らがいなくても極端な「穴」と感じるポジションはなく、開幕当初の時期以来、久々に岡山の選手層の厚さを感じることができました。
2.レビュー
さて、前項で勝っておきたかった試合と述べました。
結果については選手も、サポーターの多くも同様の認識かと思います。
しかしながら、今後の戦いに向けた上昇要素も同時に強く感じ取ることが出来ました。
この「時間帯別攻勢・守勢分布図」においても、岡山攻勢の時間帯がほとんどとなっています。そして各時間帯において、多くのチャンスをつくれています。つまり、木山ファジがずっと掲げてきた「相手コート」での戦いが出来ていたといえるのです。
よって、大きく捉えると、岡山は勝ち切る過程の途上にあるとも表現できます。高知キャンプも含めたチーム再強化の成果については、次節千葉戦で評価しても遅くないと考えています。
(1)再整理されたプレス
序盤より際立っていたのは、前線に(22)一美が加わったことによる岡山のファーストディフェンスでした。
流れの中から山形GK(1)後藤雅明や2CB(4)西村彗祐、(5)安部崇士に戻されるボールに対しては、まず(22)一美が直線的なプレスを仕掛けていくことにより、山形に蹴らせることが出来ており、蹴らせたボールを高い割合で回収出来ていたと思います。
(9)グレイソン離脱後の岡山はこの何気ないようにも見えるプレスの「うったて」が徹底出来ていませんでした。離脱後、CFのファーストチョイスになっていた(99)ルカオもそれなりにプレスを頑張ってくれていましたが、やはり得意ではない様子が伝わってくる部分はあり、相手の守備者のコントロールの制限までには十分に至っていなかったと思います。
いわゆる「ゼロトップ」スタイルの時は、プレス力そのものは高まるのですが、各選手、プレスの掛け方がやはりCFのそれではないという違和感は残っていたように見えました。
よって、岡山はリーグ中断前までは徐々にハイプレスの割合を減らし、最初からミドルゾーンに引き込みボールを奪う形に変えていた試合も多かったと思います。
一方、クラモフスキー体制の時ほどのこだわりはなくなったにせよ、山形の基本は最終ラインから繋ぐサッカーです。山形と異なる岡山の蒸し暑さの影響か、山形の動きが少々鈍い印象もありましたが、最終的な山形の保持率が52%に止まっていた点からも、リーグトップの保持率(56.6%)を誇る山形に「自分たち」のサッカーをさせなかった要因のひとつは岡山のハイプレスが機能していたこと(山形に蹴らせていたこと)にあると考えます。
寧ろ筆者が注目したのは、山形がセットした際の岡山のプレスについてです。
山形は自陣保持時には両SBを岡山陣内に上げ、GK(1)後藤と両CBの3枚でビルドアップを開始します。SHとSBの2枚で岡山の両サイドに起点をつくりたいねらいです。
流れの中で山形最終ラインに戻されたボールに対しては、岡山は積極的に奪いにいっていましたが、山形が最終ラインでセットした時はまずミドルブロックを形成し、山形の2CHに有効なパスを入れさせないことを最優先に行っていました。山形の最終ラインの3人(GK含めて)に2人、3人とプレスに行くシーンはほとんどなかったといえます。
特に(22)一美は徹底して山形CH(7)高江麗央を背中で消していたと思います。データやスタッツではあまり出てこない部分なのですが、現在の山形の攻撃の強みは右SH(42)イサカ・ゼインの突破、クロスによるものであることは、今シーズンこれまでの試合からも間違いないといえ、(42)イサカを前向きに走らせないことが対戦各チームの守備の肝といえます。
その(42)イサカへの配球元である(7)高江の相手サイド奥へのフィードは目を見張るものがあり、岡山としては、やはりこの(7)高江を最も警戒していたのではないでしょうか。
(22)一美の(7)高江の消し方はいわゆる適当な面がなく、ソツなく徹底されていました。このあたりはCFでの起用は少なかったとはいえ、京都で鍛えられた面もあるのではないかと感じました。
岡山は(7)高江を消すことにより、山形の強みであるサイドへの配球を最終ラインからのもののみに限定することが出来ていました。よって、(42)イサカやLSH(10)氣田亮真に簡単に前を向かさないことに成功していたのです。
余談ですが、(24)藤田息吹が山形を満了になったのは、この(7)高江の存在によるところが大きかったからだと思います。
山形もパスの引き出しに変化をつけようと工夫をしていました。
(88)土居がボランチの位置まで下りて、ボールを受けようとします。この際の(22)一美の守備が非常に良かったと思いましたので、採り上げます。30分40秒~のシーンです。
山形(5)安部がボールを持った際にCH(8)小西雄大が(5)安部から縦のフィードを受けようと前線にポジションを移したシーンです。
これによりCHの位置に(88)土居、トップ下に(90)ディサロがスライドしています。岡山守備陣もこの人の動きに付いていっています。
(22)一美はこの(88)土居に対応しようとします。(7)高江はLST(19)岩渕弘人がみている状況です。
(88)土居は岡山(22)一美とRST(10)田中雄大の間で上手くボールを受け(5)安部へリターンします。(5)安部に良い状態で(8)小西を目がけたフィードを出させるためです。
この山形のボールの動かし方を(22)一美が察知していました。(5)安部に対して強いプレスを仕掛けますが、この際に「回避用」の(7)高江へのパスコースも消しながらプレスしているのです。結果的に(22)一美のファールを取られてしまったのですが、(5)安部の逃げ道を失くしていたことから、ボールを奪える可能性は非常に高かったと思います。
この試合でみられた岡山のハイプレスのもう一つの特徴が、山形のリターン元を潰しにいく点にあったと思います。サイド攻撃や大きな展開を盛り込んでいる現在の山形の攻撃ですが、前進にあたり、やはりリターンパスの冴えは相変わらず光るものがあり、岡山はこの山形の良さを潰しにいっていたと思います。前半を見ていますと、この点は約束事として徹底されていたように見えました。
特に前半の戦いを観ていて、筆者が好感を持った点がここにあります。
闇雲にプレスにいっていないことです。
上述しましたリターンを狙いにいく、相手がセットした時はパスコースを消すことを優先するなど、ハイプレスを仕掛けるにもそのシチュエーションをしっかり決めていた点です。
(22)一美の個人能力を十分に活かしながら、無駄に体力を消耗しない酷暑を乗り切る戦法が練られていました。
80分の山形陣内での(22)一美の奪取からCH(6)輪笠祐士を経由、(22)一美のフィニッシュに至ったショートカウンターは、80分の時点で先発で出場している選手のプレー強度、スピード、判断力としては驚異的なもので、これは(22)一美の能力はもちろんのこと、チームとして最終盤まで体力を温存出来ている証といえます。
木山ファジ3シーズンを振り返れば、2022シーズンの今頃のプレスは田中やミッチェル・デュークが長い距離を走ってハイプレスしていましたが、全く後ろが連動出来ていない状況が続き、中盤にパスを差され厳しい試合展開が続いていました。
今は前線のプレスが整備されたことで、まず相手に蹴らせる、そしてCB(18)田上大地が高いラインを設定し、RCB(4)阿部海大らが前向きの守備で回収する。このサイクルが上手く設計されています。
おそらく先日の清水戦の2失点目のように、何となくプレスをかけて剥がされてゴール前まで運ばれてしまうようなシーンは今後減っていくのではないでしょうか。
また、強調したいのが相手(山形)の特徴をみてボールの奪いどころを設定していたことです。相手をみながらサッカーをすることが岡山の大きな課題と筆者は述べ続けてきましたが、そうした面でこの試合では岡山の大きな成長をみることも出来たのです。
たった4日間でしたが、高知(春野)キャンプの成果は試合の内容面でかなり出ていたと思います。
(2)好事魔多し
後半開始から(10)田中雄大に代えてMF(27)木村太哉を投入してきた岡山でしたが、前半控え気味であった相手最終ラインへのハイプレスをこの(27)木村を中心に敢行していきます。
元々後半開始の5~10分が木山ファジの「勝負所」ではありますが、ここに「走る」ことで違いをつくれる(27)木村の気迫溢れるハイプレスにより、岡山は数多くの決定機を創出します。
その仕上げがCKによるRWB(88)柳貴博とLCB(43)鈴木喜丈による「ツインシュート」(ゴールは鈴木に)でしたから、岡山としては計画的な守備から入った前半を経て、ギアチェンジした後半開始に攻勢を掛け得点を奪うという理想的な試合運びになっていたと思います。
それが故にこの直後に同点に追いつかれてしまうというのは、岡山にとって痛恨でした。まずこのシーンを振り返ってみたいと思います。
おそらく(90)ディサロの動きにやられたとお感じの方や、前半34分山形右サイドからの(42)イサカのグラウンダーのクロスに対して岡山2CBの間をとって合わせようとした(88)土居の決定機が伏線になっているとお感じになられたサポーターは多く、その点は全く同感なのですが、筆者がそれ以上に気になったのは、山形(8)小西の立ち位置でした。
前半ほとんど右サイドに現れることがなかった(90)ディサロのサポートが効いていたのは間違いないのですが、CH(7)竹内涼や(23)嵯峨の目線をみていましても、彼らの動きに対する警戒の目は持っていたと思います。
岡山としては、(42)イサカと(90)ディサロがポジションを入れ換え、(23)嵯峨が(42)イサカから(90)ディサロにマークを移した後、裏に抜けた(42)イサカに誰がつくべきであったかという点がポイントになります。
(42)イサカは裏に抜ける前にわざと(7)竹内の視野から消える動き(正面に近づき左に消える)を一つ入れており(7)竹内はおそらく一瞬(42)イサカを見失っていると思われます。
この時点で(42)イサカに対応出来るのは(43)鈴木一人となります。
岡山の守備のコンセプトを踏まえても、(43)鈴木が出ていって(42)イサカのクロスを防ぐべき場面でしたが、見えていながら出ていかなかったのは(8)小西の動きが気になったからだと推測します。
(43)鈴木は、(8)小西が自身と(18)田上の間のスペースに入ってくる、またニアゾーンに入ってくることを警戒してそのスペースを潰す動きをとっているように見えるのです。
しかし、実際には(8)小西はこのチャンスではこれ以上攻撃には参加せず守備のカバーに戻っています。つまり、(42)イサカを自由にするために(43)鈴木の動きを制限するおとり役であったと筆者は推察するのです。
この失点シーンを見直した時に筆者は渡邉監督らしいサッカーであると率直に感じました。
もちろん山形の試合をそんなにたくさんは見ていませんので、正確性に欠く表現かもしれません。しかし、筆者が理解している限りでは渡邉監督のサッカーとは、立ち位置一つで数的不利を覆してしまうサッカーです。
この場面では(8)小西の立ち位置を工夫するだけで(42)イサカをフリーにすることに成功しています。
そして、こうした細かいつくりを可能にしているのが山形の攻撃の形が比較的(42)イサカの突破による右サイド攻撃に集約されている点です。
つまり、一点突破型の戦術を磨き上げようとしているが故に細かい仕組みづくりに注力できるといえるのです。
岡山サイドとしては山形の攻撃の怖さは右の(42)イサカの突破のみという認識は強く、そこをなぜ抑えられないのかとのモヤモヤした思いも湧きそうなところですが、そうした気持ちにさせてしまうような攻撃こそが渡邉サッカーの持ち味のひとつであるといえます。
今シーズンの山形はこの精度の攻撃を左サイドでもやりたかったのでしょうし、そのためにWGにこだわった選手補強を行ったのだと思います。
岡山も含めてどこのチームもそうですが、なかなか両翼で同じような攻撃というのは難しいものです。
岡山として不運であったのは、後半開始から攻勢を続けたことで、(90)ディサロのサポート位置の変化(右サイド⇒左サイド)も含めて、こうした山形の修正を感じる時間がなかったことにあると思います。
油断したとまではいえないですが、先制点後、改めてイーブンの気持ちで試合に入り直す必要はあったのかもしれません。
まさに好事魔多しということなのでしょう。
(3)勝ち切れなかった理由
ならば、この試合は2-1で勝ち切る必要があったのですが、同点に追いつかれた後も岡山は比較的しっかりとした攻勢は掛けれていたと思います。
寧ろ、ゴール期待値は同点に追いつかれてからの方が高まっているのです。
この点を(22)一美を中心とした決定力不足に求めるのは、そのとおりなのですが、(22)一美に関していえば京都でも左WGでの起用が多く、ストライカーとして光っていたのは、その前の京都時代2019シーズンであったことを考えると、おそらく得意な形と思われる「受けて右に反転して」のシュートも撃ち切れており、ストライカーの匂いはかなり漂っていたと思います。ですので、(22)一美に関してはこの先に繋がる内容であったと捉え、他の原因を探ってみたいと思います。
この試合における山形の守備(非保持)はローブロックでした。
特に岡山の前線3枚(CF+2ST)に対しては人数をかけていました。そうなりますと、岡山のバイタルにはスペースが出来、このゾーンでCH(6)輪笠や(7)竹内、そして中に入ってくる(88)柳(貴)にシュートやクロスのチャンスが多く生まれます。
(88)柳(貴)については、シュート、クロスとも中断前より精度が上がっており、更なる得点、アシストも時間の問題と感じましたが、(6)輪笠、(7)竹内に関してはシュート、パス、クロスともに精度を欠いた印象が残りました。(6)輪笠に関しては、元々それを売りにしている選手ではないですし、(7)竹内に関しては受け手との意思の部分でまだまだというイメージです。
誤字、用法がおかしい投稿で恐縮ですが、前半終了時の筆者の感想です。
つまりこうした精度不足の状況を打開できそうな「アノ選手」というのが(33)神谷を指します。
この試合において筆者は、後方からの供給、シュートの質が上がれば勝てると読んだのです。
そして74分、岡山は期待どおりボランチの(7)竹内に代えて(33)神谷投入を試みますが、岡山にとって不運であったのが、このタイミングで(19)岩渕が足を攣らせてしまったことです。よって、(7)竹内ではなく(19)岩渕との交代を余儀なくされてしまったのです。
もちろん(33)神谷もスリートップの一角でプレーも出来るのですが、前述しましたようにこの試合においては後方からの配球、アイデアに期待したかったところでした。何となく、(33)神谷も想定していた自信の役割を意識したのか、若干下がり目でプレーをしていました。
こうなってきますと、(19)岩渕に代えて前線で起点をつくれるFWが必要でしたが、FW(29)齋藤恵太はおそらくその役割は得意ではないという判断であったのでしょう。(99)ルカオの復帰が待たれます。
もうひとつポイントを挙げますと、勝ち越し点を奪うというよりは試合全体を通じていえる点なのですが、(19)岩渕の使い方が勿体なかったと思いました。ずっとCKのキッカーを務めていましたね。もちろん、彼のキックの流れから先制点を奪っているのですが、やはりゴールに近いところに居てほしい選手です。前半に関しては(10)田中がセットプレーを蹴るという選択肢はなかったのかとも思います。
また、(19)岩渕と(23)嵯峨が左サイドでレーンを交換するシーンも目立ちました。相手を(19)岩渕に惹きつける、出来るだけボックスに近いところから(23)嵯峨にクロスを上げさせる効果をねらったものと思われますが、今節に関してはそこまで効果的ではなかったかなとの印象が残りました。
以上が、筆者が考えたなりの追加点を奪えなかった理由となります。
3.まとめ
以上、山形戦を簡単ではありましたが、まとめてみました。
勝ち切れなかったことは痛かったのですが、ちゃんと整備された仕組みにより攻守を行えていたことは間違いなく、残り試合を安定して戦える目途はついたように思います。あとは対戦相手との兼ね合いになりますが、シュートの多くが相手の壁に跳ね返されたことを考えますと、ボックス内に入った選手がただ待つのみではなく、シュートコースをつくるようなボックス内での動きも必要と思いました。
相手コート内でのサッカーを標榜し、ボックス内に人数をかけていくコンセプトどおりのサッカーが可能となった今、バイタル、ボックス内での渋滞は避けられません。この「渋滞対策」については積極的に取り組んでほしい課題です。
また新加入の(22)一美に関してはそのタスクの多さから、コンディション不良を起こしたり、(9)グレイソンのように大きな負傷を負わないか心配する声もあります。サポーター心理としては自然と上がってくる声であると思います。しかし、岡山7億円の人件費において、20億円の規模の上位チームと戦うには1人が2人分ぐらいのタスクをこなして初めて通用するというのもまた真理なのかもしれません。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
※敬称略
【自己紹介】雉球応援人(きじたまおうえんびと)
地元のサッカー好き社会保険労務士
日常に追われる日々を送っている。
JFL時代2008シーズンからのファジアーノ岡山サポ。
得点で喜び、失点で悲しむ、単純明快なサポーターであったが、ある日「ボランチが落ちてくる」の意味が分からなかったことをきっかけに戦術に興味を持ちだす。
2018シーズン後半戦の得点力不足は自身にとっても「修行」であったが、この頃の観戦経験が現在のサッカー観に繋がっている。
レビュアー3年目に突入。今年こそ歓喜の場を描きたい。
鉄道旅(独り乗り鉄)をこよなく愛する叙情派。