雉球応援人

Jリーグ&乗り鉄好きのおじさんです。サッカーと鉄道、一見関係なさそうですが、ゴールへ向かうプロセス、目的地へ向かうプロセスの共通項を求め続けています。レビュアー3年目の新参者ですがファジアーノ岡山への想い、観戦記を中心に綴っていきます。

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Jリーグ&乗り鉄好きのおじさんです。サッカーと鉄道、一見関係なさそうですが、ゴールへ向かうプロセス、目的地へ向かうプロセスの共通項を求め続けています。レビュアー3年目の新参者ですがファジアーノ岡山への想い、観戦記を中心に綴っていきます。

最近の記事

【ファジサポ日誌】136.強さの秘密は~J1昇格プレーオフ1回戦 モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山 ミニプレビュー ~

強い、これは間違いない事実です。 12/1(日)に控えたJ1昇格プレーオフ1回戦の相手、モンテディオ山形のゲームを可能な限り視聴しましたが、なかなか隙が見当たらなかったというのが正直な感想です。 岡山が対戦したのが、8/3の第25節(△1-1)でしたが、山形はその後12勝1敗の快進撃をみせてシーズンフィニッシュ、4位に滑り込んできました。 その立役者がFW(90)ディサロ燦シルヴァーノとMF(88)土居聖真といった夏マーケットの補強組であることも間違いないのですが、彼らの

    • 【向日葵は枯れていない!】37.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第37節 vs AC長野パルセイロ ~

      立場は違えど、勝点を上積みたいのはお互い一緒。 北九州は決して良いサッカーが出来ているとは言い難がったが、勝負への執念は最後まで消えることはなかった。 しかし、サッカーには何度反省をしても、何度高い授業料を払っても繰り返される悪癖があり、悲劇がある。これもまたサッカー。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー北九州の今シーズンホーム最終戦は、実に6,810人もの観衆を集めました。もちろん最終戦だからということもありますし、他力が必要とはいえ、残り2試合を連勝すればプレ

      • 【ファジサポ日誌】135.今シーズンのJ2順位予想を振り返る(さらっと)

        応援しています岡山はプレーオフも控えていますし、北九州は大一番を迎えようとしています。今年は「さらっと」答え合わせをしてみたいと思います。 まず、開幕前の順位予想記事がこちらです。 予想記事のメイン材料になるのが、補強状況になるのですが、今シーズンに関しては補強に力を入れたチーム、人件費を割いたチームが比較的上位を占めました。順当な結果であったと思います。 同時に今シーズン、近年と比較しましても非常にハイレベルなJ1昇格争いが繰り広げられました(繰り広げられています)。

        • 【ファジサポ日誌】134.最終戦の論点 ~第38節(最終節) 鹿児島ユナイテッドFC vs ファジアーノ岡山 ~

          最終節にして、今シーズン最も評価が難しいゲームになってしまった。 これが率直な感想である。 逃した獲物の大きさは言うまでもないことだが、戦えていない訳でもなく、相手のデキを踏まえると、こうなるかとも思える。 いわゆるモヤモヤが募る一方で、最終戦から数日が経過し、次へ向けて気持ちが切り替わっている自分自身もいる。 となると、次に繋がる何かをこのゲームから見出さなくてはならない。 まだ、この先サッカーを楽しめる幸せを胸にして。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー前

        • 【ファジサポ日誌】136.強さの秘密は~J1昇格プレーオフ1回戦 モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山 ミニプレビュー ~

        • 【向日葵は枯れていない!】37.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第37節 vs AC長野パルセイロ ~

        • 【ファジサポ日誌】135.今シーズンのJ2順位予想を振り返る(さらっと)

        • 【ファジサポ日誌】134.最終戦の論点 ~第38節(最終節) 鹿児島ユナイテッドFC vs ファジアーノ岡山 ~

          【向日葵は枯れていない!】36.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第36節 vs カマタマーレ讃岐 ~

          試合終了直後、アウェイサポーター席の女性サポーターのお一人が涙を流されていましたが、この勝利に至るまでの苦労が象徴されているようなワンシーンであったと思います。 瀬戸大橋では年に数回、強風により列車が運休することはありますが、今回のように架線が破損したことにより橋上で列車が停止してしまうという事故は記憶にありません。 そんな、非常にレアなアクシデントにもめげずに、助け合って四国に渡られたギラサポの皆さまの最後まで諦めないエネルギーがチームの後押しになったような気がしてなり

          【向日葵は枯れていない!】36.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第36節 vs カマタマーレ讃岐 ~

          【ファジサポ日誌】133.晴れの国おかやま ~第37節 ファジアーノ岡山 vs 藤枝MYFC マッチレビュー ~

          8/19 何の数字かお分かりになられるだろうか? 今シーズンのホームゲーム19試合中「晴れ」の日のゲーム数である(FootballLABより)。 全国的な傾向という面もあるが、晴れの日はわずか8試合、実に半分以下となった今シーズンであった。 少し興味が湧いたので、他シーズンも調べてみると、昨シーズンが16/21、2022シーズンが15/21と、やはり岡山は「晴れの国」らしくホームゲームは快晴に恵まれてきたといえる。 振り返れば大雨、強風、自然との闘いが付き纏ってきた今シ

          【ファジサポ日誌】133.晴れの国おかやま ~第37節 ファジアーノ岡山 vs 藤枝MYFC マッチレビュー ~

          【向日葵は枯れていない!】35.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第35節 vs アスルクラロ沼津 ~

          もぎ獲った1点、そこに至る過程を辿ると北九州は「勝利」を得るにふさわしい戦いが出来ていたと思います。 しかし、最後の最後で掴んでいた筈の勝点3が掌からこぼれてしまいました。 しかし、これもサッカーです。振り返ります。 1.試合結果&メンバー北九州は、試合終盤87分にルーキーCF(18)渡邉颯太のリーグ戦初ゴールで均衡を破りますが、沼津もアディショナルタイム6分、ほぼラストプレーでCF(27)和田育が決め切り、痛み分けとなりました。 土壇場で勝点2を失った格好となった北九

          【向日葵は枯れていない!】35.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第35節 vs アスルクラロ沼津 ~

          【ファジサポ日誌】132.真っ向勝負 ~第36節 横浜FC vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー ~

          プレーオフ進出残り3枠を巡っての4チームの争いは更に熾烈を極め、各チーム「いくら勝っても」差を拡げられない、縮められないという、まさに極限のリーグ終盤戦が展開されている。 私たちファジアーノ岡山の今節横浜FC戦は、プレーオフ争い全体の中でもポイントのひとつとなるゲームであり、おそらくライバル他チームも注目していたはずである。 首位横浜FC、一段階上の優勝争いを競っているチームであり、そして今節を勝てばJ1復帰が決定するという、彼らも絶対に勝ちたいシチュエーションであった。

          【ファジサポ日誌】132.真っ向勝負 ~第36節 横浜FC vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー ~

          【向日葵は枯れていない!】34.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第34節 vs ツエーゲン金沢 ~

          9月以降苦境から抜け出せそうで抜け出せない北九州、11戦未勝利が続く金沢、お互いにプレーオフ進出の可能性は残すものの停滞から抜け出すきっかけを掴むのはどちらなのか? 両チームにとって大きな意味を持つゲームでした。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー後半、北九州はLSB(33)乾貴哉の今シーズン初ゴールで先制も、その後金沢にサイドを抉られ2失点。2試合続けての逆転負け、北九州は今シーズン2度目の3連敗を喫してしまいました。 順位は8位に後退。プレーオフ圏とは勝点1差と僅

          【向日葵は枯れていない!】34.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第34節 vs ツエーゲン金沢 ~

          【ファジサポ日誌】131.期待と不安~第35節 ファジアーノ岡山 vs いわきFC~

          この日はスタジアム近場で仕事が入り、ホームゲームながら久々の「欠場」となってしまった。雨上がりの北風に若干の不安を感じながら、心はどこかCスタへと向かっていた。 スタジアムでは「総力戦」が行われていた。 プレーオフ進出を懸けたデットヒートは、ライバル仙台が横浜FCに、山形が清水にと優勝争いをする2チームに勝ち、千葉も甲府に逆転勝ち。 岡山もいわきも一歩も引けない負けられない戦いとなったのである。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー現地参戦した方からも強い北風が吹いて

          【ファジサポ日誌】131.期待と不安~第35節 ファジアーノ岡山 vs いわきFC~

          【向日葵は枯れていない!】33.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第33節 vs FC大阪 ~

          まるで闇を抜けたかのような逆転劇であったが、そこは6ポイントマッチ、相手も懸命であった。一度手繰り寄せた勝利は残り10分スルスルと北九州の掌からこぼれ落ちた。 振り返ります。 (※カバー写真はnoteにおいて使用可能とされているものをお借りしています。) 1.試合結果&メンバー4位FC大阪とは勝点48で並ぶ状況、まさに6ポイントマッチでした。 過去3回の対戦は全てスコアレスドローでしたが、この試合に臨んだ両チームからは積極的にスコアを動かそうとする勝負へのこだわりをみる

          【向日葵は枯れていない!】33.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第33節 vs FC大阪 ~

          【向日葵は枯れていない!】32.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第32節 vs ヴァンラーレ八戸 ~

          初夏~盛夏にかけての13戦無敗から3連敗を喫したものの、ホーム岐阜戦で連敗をストップ、その後アウェイ岩手戦が敗戦、前節の相模原戦は快勝と再び波に乗れるかどうかの「際」にいる最近のギラヴァンツといえます。 残り試合も意識せざるを得なくなるシーズン終盤、チームの再加速をホンモノにするためにも「連勝」を達成したい今節であったと思います。 そういう意味では非常に痛い敗戦です。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー前半ビハインドとなったことで、勢いをもって試合に入りたかった後半開

          【向日葵は枯れていない!】32.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第32節 vs ヴァンラーレ八戸 ~

          【向日葵は枯れていない!】31.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第31節 vs SC相模原 ~

          連敗から脱出し、さあこれからというところで痛い敗戦を喫する。 シーズン終盤戦に突入したギラヴァンツ北九州は再上昇なるのか? 今節はホームで苦杯を舐めたSC相模原との対戦でしたが、チームは積極果敢な戦いを魅せてくれました。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー前半CH(34)高吉正真のゴラッソ(J初ゴール)により先制!と思われましたが、相手GKへの味方ファールをとられノーゴールに。 しかし、北九州はゴールへの積極性を失わず、後半立ち上がりRSH(29)高昇辰の個人技で先

          【向日葵は枯れていない!】31.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第31節 vs SC相模原 ~

          【ファジサポ日誌】130.空転の原因~第34節 ヴァンフォーレ甲府 vs ファジアーノ岡山 ~

          今節のような消化が難しい敗戦を目の当たりにした時のレビュー作成は非常に難しいのですが、映像を通しても伝わってきたビハインド状況下での選手のプレーや目力からは、誰よりも強い悔しさを感じました。 となれば、サポーターの一人として、引き続き前を向かなくてはなりません。今こそ弱音を吐いてはならない、今こそが闘いであるのです。 サポーターも、選手も、監督も、筆者も、もっともがけばいい、苦しめばいい。その先にJ1が見えてくればいい。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー現在14

          【ファジサポ日誌】130.空転の原因~第34節 ヴァンフォーレ甲府 vs ファジアーノ岡山 ~

          【向日葵は枯れていない!】30.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第30節 vs いわてグルージャ盛岡 ~

          シーズン序盤に対戦したチームとの再戦は、当時とは全く別のチームになっていることも多く、改めて分析や対策をやり直さなくてはならない手間があるものと考えます。 今回の対戦相手であった岩手がまさにそういうチームであり、北九州の戦いぶりからは研究の跡はみえたのですが、それが嵌らなかった点が最大の敗因であったと思います。 しかし、想定と異なった試合展開となった時の選手たちの振る舞いという点では、再びチーム全体の「若さ」を見せてしまったという感想を持ちました。 振り返ります。 1.試

          【向日葵は枯れていない!】30.ギラヴァンツ北九州 マッチレビュー ~第30節 vs いわてグルージャ盛岡 ~

          【ファジサポ日誌】129.特殊な戦い~第33節 ファジアーノ岡山 vs V・ファーレン長崎 マッチレビュー~

          土曜日の国立開催、清水-横浜FCはその雰囲気、試合内容共に素晴らしかった。まさに首位攻防戦の名にふさわしいゲームであったと思う。 この試合がドローに終わったことによって、2位横浜FC(勝点71)と4位岡山(勝点52)の差は19ポイントに拡大。仮に岡山がこの長崎戦に勝利したとしても勝点差は16ポイントには縮まるが、残り5試合での逆転は不可能(全勝でプラス15ポイント)となり、岡山のJ1自動昇格の可能性は完全に断たれた。 岡山としては対外的にも明確にプレーオフ進出、そして突破

          【ファジサポ日誌】129.特殊な戦い~第33節 ファジアーノ岡山 vs V・ファーレン長崎 マッチレビュー~