【向日葵は枯れていない!】1.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第1節vsSC相模原~
ギラサポの皆さま、初めまして!
ファジアーノ岡山のサポーター「雉球応援人」(きじたま)と申します。
岡山在住です。
普段は趣味でファジアーノのマッチレビューを書いています。
そんなファジサポが、なぜギラヴァンツの「ミニレビュー」を書こうと思ったのか?
なんとなく感づかれた方もいらっしゃるかもしれません。
今シーズンのギラヴァンツにはFW(10)永井龍、МF(11)喜山康平、DF(50)杉山耕二、GK(39)谷口璃成と4人もの元ファジ戦士がいます。自ずとギラヴァンツが注目チームになっているのです。
彼らの動向を追いたい。それはそのとおりです。
私はかつて喜山康平のユニを購入、着用していたこともありました。
しかし、それだけでもないのです。
実は私、北九大の出身なのです。当時はまだ名称に「市立」が入っていませんでした。元小倉南区民です。
在学中はバイトやゼミのフィールドワークで、北九州市内各地に出かけました。まだスペースワールドもあった頃です。
なんとなく、街の息遣いやコミュニティのリアリティな感覚が未だに体に染みついており、北九州市は私にとって愛着の残る街なのです。
当時の話を続けますと、まだギラヴァンツどころかニューウェーブ北九州もなかった頃で、Jリーグといえばアビスパ、結構苦労していた頃のアビスパを観に行っていましたし、当時JFL草創期のサガン鳥栖を観に行っていた頃もありました。
大学卒業後、しばらく経ってから北九州にもJクラブが出来、ファジアーノからも数選手が移籍。意識するチームになり、そしてJ2で切磋琢磨するようになり、専スタでは先を越されてしまいました。
いつもどこかで気になっている、意識している北九州がJ3で喘いでいる姿は岡山の地から観ていて心苦しいものがあります。
私にはクラブの内情まではわかりませんが、小林さんや社長さんなど、フロントの皆さまのシーズン終了後の挨拶などを聞いていますと、決して理念がないクラブには思えないのです。寧ろ他クラブと比べましても理念を持っているクラブにみえます。
そんな時に読んだのがこの記事でした。
今、Jリーグは秋春制の導入も含めて東京にビッグクラブをつくるためのリーグになろうとしています。
一サポーターに出来ることなど限られますが、一言で現すならこの流れに抵抗したい。地方クラブの灯を消してはならない。今、私はそんな気持ちで地元ファジの応援を続けています。
そして今、そんな迸る気持ちがこの北九州にも向いているのです。
そんな中、今年の北九州は新進気鋭の新監督を迎えて、そして復活を誓ったストライカーを迎えました。彼らと共に再生・創生するギラヴァンツ北九州2024シーズンの戦いぶりをささやかながら記録していきたいと思います。
大変、勝手な動機ですが、よろしくお願いします。
さて、開幕戦の相模原戦でしたが、もう多くの方がお感じのとおり試合内容では相模原を圧倒していましたね。
相模原のビルドアップに対して前線からしっかりプレスを掛けることで、回収、保持、保持したボールを最終的には(10)永井龍に当ててチャンスを量産するのですが、当てるにしても(11)喜山康平を経由する、(50)杉山耕二が縦パスを差し込む、相模原の3バック脇を(21)牛ノ濱拓や(29)高昇辰が突き、クロスを上げると、多種多彩なパターンが仕込まれていました。(33)乾貴哉の持ち上がりも変わらず迫力がありましたね。
様々な持ち運びのパターンを出せて、かつ決定機をつくれた点は大きな収穫であったと思います。カウンターを受けても(11)喜山、(34)高吉正真のダブルボランチで回収、再攻撃に繋げていた点も好感を持てました。
ルーキー(18)渡邉颯太のデキからも(10)永井の負担を減らせると感じました。
惜しむらくは(20)矢田旭の負傷交代でしょうね。いわゆる中間ポジションでしっかりボールを受けていましたし、キッカーを任されていたので、交代後のセットプレーにも影響しましたね。
結局、決め切れなければ何も変わってないじゃないかという意見もあるかもしれないですが、この開幕戦で見せた北九州の戦いぶりは、仕組みがしっかり落とし込まれていましたし、再現性が高いものではないかと思います。
次こそ決め切って今シーズン初勝利をマークしたいですね。
初回は何だかつらつらと自分自身が書きたいことを書き並べただけになってしまいましたが、徐々にレビューっぽくしてみたいなと思います。
お読みいただきありがとうございました。
※敬称略
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