嫌い
自電車に乗っていた。
人通りが多い道は歩いて自電車をおす。
横断歩道からまた乗りはじめた。
どんっ、どんっ
前に進もうとしているのに邪魔をしてくる人がいる。1回目はこっちが悪いとしても2回目は明らかにむこうからぶつかってきた。
「あぁん?お前どうかしてんのか?ここは歩道だぞ?歩行者優先だぞ?警察に言ってやるか?ああん?」知らないおじさんに注意を食らった。
その時は自分が悪いと思ってすみません、申し訳ございません、もうしません。とペコペコしていたが、今考えると謝りすぎた。
ぶつかってきたのは向こうである。
でももっと考えると歩道を走っていた自分が悪いとも思う。
今日の場合は自分が悪いという方が正しいが、こうゆうどっちが悪いかわからない時、いつもなら絶対に自分が悪いと思い込んでしまう。なんでかってそっちの方が楽だから。ペコペコ謝れば相手の機嫌も取れるし、自分を守ることができる。
やっぱり自分は怒られるのが大っ嫌いなんだと思う。それは身内の人でも知らない人でも。自分のことを否定されるとこの世の終わりを感じてしまう。なんでなんだろう。
プライドが高いから?自分のことが大好きだから?親に大事に育てられてきたから?
自分でも原因がわからない。
こんなんで、この先生きていけるのかな。
写真はムカつくほど綺麗な夏の雲です。