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地震とマイホーム
家づくりを考える際、
私たち夫婦が最も重視したのは
耐震対策でした。
日本は地震が多い国であり、
いつ大きな地震が発生しても
おかしくない状況です。
熊本地震の教訓
2回の震度7で倒壊してしまった家
熊本地震は、
震度7クラスの揺れが2度発生するという
非常に稀なケースでした。
私たちは、
熊本地震で被災した方々の
体験談をニュースで見て、
多くの家が
1回目の地震には耐えられたが、
2回目の地震で倒壊してしまった
という事実を知りました。
最初の揺れに耐えた家でも、
続けざまに大きな揺れが来ることで、
耐震性が限界を超えてしまったのです。
さらに、
家を建ててわずか数年目で
被災してしまった方の体験談も
耳にしました。
家は潰れてしまい、
住める状態ではなくなってしまったため、
家族は避難所や仮住まいで
生活せざるを得なかったそうです。
それだけではなく、
住宅ローンはまだ残っているにもかかわらず、
新たに家を建てなければならないという
厳しい現実にも直面したと聞きました。
この話を聞いたとき、
私たちも耐震性を考える際、
単に一度の地震に耐えるだけではなく、
連続する揺れにも耐えられる家づくり
が必要だと強く感じました。
地震の後、
すぐに余震やさらに大きな揺れが
来る可能性を考慮し、
耐震性能を最優先に考えることにしました。
耐震等級3級の選択
耐震等級で最高レベルの
3級を選ぶことにしました。
これは、
消防署や病院と同等の耐震基準で、
通常の家よりもはるかに
高い耐震性能を備えています。
特に、熊本地震のような
繰り返しの大きな揺れに耐えられる家を
目指し、地震に強い構造の家を
設計しています。
熊本地震の体験を踏まえた家づくり
熊本地震で倒壊してしまった家の
体験談を知った際、
やはり自分たちも
「万が一に備える」家づくり
をしなければならないと感じました。
特に、数年という短い期間で被災し、
家が全壊してしまった事例を知り、
耐震性を強化することで、
できる限りリスクを減らしたいと思いました。
地震は予測できないため、
いつ、どのような揺れが来ても
安心して暮らせるような家にしたい。
もちろん、耐震性だけでなく、
私たちは快適な断熱性能も重視しています。
日本は四季があるため、
夏は涼しく、冬は暖かい家づくりが重要です。
高性能な断熱材や、
断熱性の高い窓を選ぶことで、
エネルギー効率が良く、
環境にも優しい家を目指しています。
まとめ – 地震に強く、快適な家を目指して
熊本地震の体験談を元に、
私たちが選んだ耐震対策は、
一度の揺れだけでなく、
繰り返しの揺れにも耐えられる家を
作ることです。
日本の地震リスクを考慮した
家づくりを進めながら、
断熱性能にも妥協しないことで、
安心かつ快適な住環境を
実現したいと思っています。
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