以前、聖書の言葉、「神は耐えられない試練は与えない。そればかりか逃れる道をも備えて下さいます」という言葉を紹介したことがあって。 その時、とても真面目な質問をされて、クリスチャンでもない私はどう答えていいか分からなくなってしまったのですが、 その質問は、「ならば逃げてもいいですか」という質問だったんです。 字義的解釈をすれば、わざわざ逃げなくても、逃れる道をも備えて下さるのだから、自分から逃げる必要さえないんじゃないかな、と思ったり、 だけど、これはそもそも信仰を持った人
昨日、早々と忘年会がありました。そこで、ちらっと文学談義…みたいなことをしたんですけど、私、普段喋れ慣れてないこともあって、全く喋れなくて💦 近頃、いろいろ読み始めた中で、特に印象が残った、夏目漱石のこころについて、話したいと思います! 夏目漱石のこころの中で、私が一番印象に残った人物は「先生の妻のお母さん(奥さま)」なんですよね。 このお母さんは、軍人の未亡人という設定で、先生がその娘に結婚を申し込む際に、まずこのお母さんに相談するのですが、 このお母さんは、竹を割ったよ
静けさが心を安らかにしてくれる。この作品を読んでいるとそう感じる。今まで賑やかな方が絶対楽しいと思ってきたけど、(それはそれでそうなんだけど) 「一人きりで誰も話し相手はない。読むか書くか、ぼんやりと部屋の前の椅子に腰かけて山だの往来だのを見ているか、それでなければ散歩で暮らしていた」(「城の崎にて」から抜粋) こんな風に静養するのもいいなと思った。何かと忙しない毎日だからこそ、静けさが心に沁み入ります。 「城の崎にて」は、確か高校の教科書で読んだ(読まされた?)経験が
書きたい気持ちはあるけれど、何をどうやって書いたらいいか分からない。 でも、noteには素敵な記事が多くて、なるほどなぁと共感するところも多いから、自分ではまだ書けなくても、読み手側で良いかなって。 いつか書ける時が来るまで…
前回の記事では、これからはアーティスト別に記事を書くと書きましたが、少し予定を変更して、今回は宇多田ヒカルとジャミロクワイについて、特に私が受けた影響について書いてみたいと思います。 前回の記事で書いたように、私は小学生の時から音楽はよく聴くほうでした。中学生になった頃には、特にJ-POPには敏感で、そのアーティストがブレイクする曲は、一通り押さえている、という自信がありました。 例えば、B‘zだったら、Bad Communication、ドリカムだったら、うれしい!たのし
考えてみれば、私の唯一の趣味、他の趣味は無いと言っていいほど、唯一の趣味は音楽鑑賞なのに、音楽を通じて人と仲良くなった経験がありません。 私は現在、40代後半ですが、小中学生の子供の頃から、どっぷり音楽漬けだったのにも関わらず、です。 私が初めて音楽を聴くようになったのは、小学4年生くらいの時だと思います。その頃の私は、日本の音楽よりも洋楽のほうに価値がある!と思って、必死にFMで洋楽を聴いていました。しかし、当時の私に洋楽の良さはさっぱり分からずじまいでした。でも音楽だけ