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シナジーをもたらすコミュニケーションとは
コミュニケーションの度合いがシナジーのカギ
シナジー誕生のカギを握るのは、コミュニケーションの深さ。
そのレベルは3段階に分けられる。
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信頼度も協力度も低い場合は「防衛的コミュニケーション」
お互いに守りに入り、自分が損しない事だけを考えるため、結果はWin‐Lose
かLose‐Win。
信頼と協力がやや高まると「尊敬的コミュニケーション」
ある程度の相互理解は生まれるが共感による傾聴には至らないため、解決は妥協によってなされる。
だが信頼と協力の度合いが最も高くなると「シナジー的コミュニケーション」がうまれる。
それぞれの相違点について深く理解しあい、ここが上げる成果より大きな成果を生み出せる段階だ。
「第3の案」を生むには’忍耐がいる。
シナジー的コミュニケーションでは。「第3の案」が生まれる
どちらも当初は考えていなかった案のこと。
対立する意見の「どちらをとるか」ではなく、両者の意見を生かした新しい案。双方が得をするWin‐Winだ。
とはいえ、Win‐Winのコミュニケーションを実践するのは難しいと感じる人もいるだろう。
他人の批判ばかりする同僚。強引に意見を押し付けてくる上司。
自己主張ばかりする友人。
そんな相手の相違点を尊重する気持ちになどなれない。共感するのは無理、
と考えてしまうからだ。
しかし、だからと言って妥協を選ぶのは危険だ。
妥協は、相手の無神経さ。愛情のなさを認めたことになり。後の争いのタネになる。
たとえどんなに相手と衝突することになっても、自分は自分の原則を守る。
自分の人生をどう生きるかは、自分の問題だ。
どんな相手に対しても違いを尊重してシナジーを創り出せる。
そう信じて、根気よく人と接するからこそ、第3案に到達できるのだ。