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注目ニュース「能登でトキ放鳥へ」(モデル地区地図を追加)
希望を感じるニュース。
国の特別天然記念物トキの本州初となる放鳥を石川県の能登地域で実施する方向で環境省が検討している…
能登半島地震からの復興支援からの一環で、早ければ2026年度にも放鳥する。能登半島では1970年に本州最後のトキが保護のため捕獲されている。
能登は伝統的な農林漁業によりもたらせる多くのめぐみ、守り伝えられた祭礼や伝統技術、美しい景観、豊かな生きもののつながりが認められ、国連の世界農業遺産にも認定されています。
田んぼや湿地に生息するドジョウやカエルや昆虫を食べるトキが能登に生息するようになれば、伝統的な農林漁法と土地利用が生物多様性を守る事の証明にもなるのではないか。なによりも本州で最後まで生息していたのはここ能登地域だというのは、説得力がある。
ただし、トキが生活できるようにするためには田んぼに生息するトキの餌となる生き物を増やすため、減農薬の米作りなどさらなる人手や工夫が要求される。震災により農地も被害を受け、被災した方の生活再建も課題の中で政府の後押しやトキ放鳥のできる環境づくりに協力する関係人口の増加が必要に思う。
農業が復活することで絶滅に瀕していた生き物も復活することは、能登の復興の象徴として相応しい。それを地元の自治体が復興のシンボルとして期待しているということは希望を感じるニュースでした。
↓ ニュースで詳しく解説
↓ 石川県の計画
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↓ 北日本新聞
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