「エスター」感想
監督:ジャウム・コレット=セラ
脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン
原案:アレックス・メイス
あらすじ
趣味悪すぎング
ホラー映画だけど、のっけから妙にリアルな死産演出があり、ぎょえー!!ってなりました。年頃の女性ゲロ吐いちゃうよ。
主人公、というか母親のケイトは三女が死産になったストレスから悪夢に苦しめられており、孤児院からエスターという少女を引き取ります。
エスターめっちゃ可愛いんですけど、異様に賢くて行儀いいのが怖え〜って感じです。
家族構成としては
ダニエル やんちゃ盛りな兄貴
マックス 難聴な妹。手話と読唇で会話。エスターに懐いてある程度従う
ジョン 旦那。設計士。勘が鈍い。10年前に浮気しているが逆ギレして妻ケイトを責めたりする
ケイト 主人公。元教師、元アルコール依存症。ピアノが弾ける
ジョンの母 ケイトをいびる
途中、いよいよ本性を出し始めて薔薇を手折ったり、妻を追い込むためにわざと腕を折ったりする所、ま〜じで趣味が悪すぎてやばかった。
エスターの悪行を胸糞悪くなりながら見る映画だよ
エスターの悪事を止めようと兄弟達、ケイトが動くのですが、どう頑張っても割りとやばい方法でやり返されます。
あと夫めっちゃ役立たないし鈍くてイライラしてくる。でも妻ケイトへの愛だけは本物だった。
彼女には驚くべき秘密があり、とにかく夫ジョンの愛を欲しがっているのです。
しかし、自分もちょっと気持ち分かってしまって……そういう心境になってしまう可能性、なくもないな……と同情してしまいました。
サスペンスだと思うけど、ホラー演出が秀逸
人間こえーな!みたいな話なんですけど、一回一回の演出がちゃんと怖くて良いですね。来るか?来るか?みたいなとこでちゃんと来ます。
見応えもあってなかなか良い作品でした。