「ローマの休日」感想
ジャンル:恋愛、ロマンティックコメディ
製作・監督:ウィリアム・ワイラー
主演はグレゴリー・ペックとオードリー・ヘプバーン。
名作として有名だけど、見る機会はなかったシリーズ。
あらすじ
ちなみに、ローマの休日が白黒の理由は、当初はカラーで撮影するはずが、海外撮影で予算がかさんだのが原因なのだそうです。クランクインは1952年夏で、トレヴィの泉やコロッセオなど市内の観光名所の数々で撮影が行われた。
ローマの名所が次々登場
1.フォロ・ロマーノ
2.トレビの泉
3.コロッセオ
4.ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
5.真実の口
6.パラッツォ・デル・フレッド
7.パンテオン
8.サンタンジェロ城
演者たちの後ろで観光地が移り変わっていくのか華やかですね。
ロマンスというか金目当て
ブラッドレーはかっこいい男というイメージがありましたが、全然そんなことはなく、とにかく新聞のネタ目当てに何でもするヤバい男でした。
新聞記者のブラッドレーは、道端で寝ていた迷子少女がアン王女だと気付いてから、アン王女のプライベートネタで金儲けしようと企みます。ネタを餌にいろんな人に金をたかります。ひたすら。
ロマンスの裏側は下心丸出しでしたわ。
カメラがないからって子供から奪おうとするし! だめだろそれは!
アン王女(アーニャ)とブラッドレーは、アンが自由に過ごせるように一日中いっしょに過ごします。気付けば互いに惹かれあっていきます。
気品と威厳、教養のある王女
オードリー・ヘップバーン演ずるアン王女が、とにかく素敵ですね!
一日逃亡して戻ってからのアン王女はピシッとしている。
ブラッドレーは王女逃亡のネタを記事にするつもりだったけれど本気で惚れてしまい、記事が書けなくなってしまう。二人は記者会見場で王女と記者として再会するが、身分も立場も違う二人は結ばれずに終わる。
悲恋物語ですが、ハラハラしたコメディ→許されない恋という展開の移り変わりもよかったです。
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