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母親(毒親)の心理的虐待
私は大人になった今でも、母親からの精神的な支配に苦しんでいます。
例えば、私は完璧主義です(今は脱却しつつありますが)。完璧にうまくいくという見込みがない限り、怖くて行動に移すことができません。
なぜでしょうか?
私は、小学生の頃、テストで99点をとってきたら家に帰るのが恐怖でした。帰りたくありませんでした。
一般的に、99点は高得点と見なされるでしょう。しかし、薬剤師である私の母親は、100点以外許さない人間でした。
「いい?1つのミスで患者さんを『殺す』ことだってあるんだからね💢」
6歳から「お前のミスで他人の命を落とす」と言われ続けた経験、また、『殺す』という言葉を用いられた経験は、その後の私の行動意欲を大きく抑制しました。
年齢を重ねるにつれ、あらゆることが高度化していき、とても全てのことを完璧にこなすのは無理になりました。
そして、どうせ完璧にできないのだから、何にも挑戦しない方が世のため人のためだという意思が形成されました。
さらに、私には反抗期というものがありませんでした。なぜなら、「自立もしてないくせに偉そうに反抗したら『飯食わせないからな』」と母親から脅されていたからです。
ご飯を食べられないことは命に関わるので、とても反抗なんてできません。いつも母親の顔色をうかがい、どうしたら機嫌を損ねないかばかり考えていました。
反抗期がなかったせいで、自分で考え、自分の責任で行動するという訓練をすることができませんでした。これは、今でも尾を引いている足かせです。
母親はよく、自分ひとりでも生きていけるような教育をしてきたと豪語しています。
しかし、そのおかげで何でも自分でやらなきゃという意識が形成され、誰にも頼ることができず、死ぬ直前まで自分でなんとしなくてはという考えしか持てなくなってしまいました。
以上のおかげで、過去の母親からのトラウマから抜け出せず、とても精神的自立ができていない息子に育ってしまいました。
なんとも皮肉ですね。
先日、嬉しいことに似たような病気をもつ方とお話する機会を得ました。自分は一人じゃないんだという安心感を持て、将来自分たちはどう生きればいいのかまで話し合えたので、とても有意義な時間を過ごせました。
改めて、その節はありがとうございました。
その方にも言われたのですが、「1点のミスで患者さんの命を落とす」と小学生に言うことは、やはりおかしいとのことでした。
また、実は、私は双子なのですが、もうひとりのほうも大学の友達からお前の家庭の教育はおかしいと言われていたそうです。
最近まで、自分の家庭はちょっと厳しいくらいに考えていましたが、そうでもないことに気づき始めました。
身体的虐待こそ受けなかったものの、心理的虐待を受けていたと考え始めています。
今になって、母親から、「親に気を遣う必要はないんだからね」と言われますが、小さい頃から我が子を脅し、気を遣わせ続けてきた人間が何を言っているのでしょうか?
母親に対する恐怖心が拭われ、母親が私にとって精神的に頼れる存在になることは今後一切ないでしょう。
みなさんもこのような経験ございますか?
もしございましたら、コメント欄で思いの丈をぶつけてください!
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