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知っておきたい子どものこと#08 子どもの「死にたい」へのNGワード
子どもが「死にたい」と言った。こんなとき、どんな言葉をかければいい?言ってはいけない言葉は?ーそんな悩みを抱えている保護者の皆さんへ。子どもの声を受けとめる活動をしているよこはまチャイルドラインの対応の1つをご紹介します。
言ってはいけない言葉
子どもが自殺をしてしまうかもしれないー大人はびっくりして、死にたいと思うことをやめさせるような言葉をかけたくなってしまうでしょう。
「生きたくても、生きれない人もいるよ」「命を粗末にしないで」「命がけであなたを産んだのに、そんなこと言わないで」「何が不満なの」
しかし、子どもの「死にたい」という気持ちを否定する言葉は、かえって「話してもわかってもらえない、無駄だ」と一層絶望的な気持ちにさせてしまいます。
絶望的な気持ちに寄り添う
「死にたいと思うくらい、嫌なことがあったんだね」「とてもつらいことがあったんだね」
このような言葉をかけて、「死にたい」という気持ちを受けとめ、寄り添ってあげてください。
そして「そう思う理由を教えて」「どんな時にそう思うの」というような問いかけをしてみてください。子どもの気持ちを理解しようとする姿勢を見せることが大切です。
困ったらよこはまチャイルドライン
家庭や学校だけで子どもたちを支えていくのが難しい場合、さりげなくよこはまチャイルドラインを紹介してください。電話の受け手が、しっかりと受けとめます。