2023年に遊んだゲームの感想
私は普段、遊んだゲームの感想をX(旧Twitter)にてツイートしています。しかし、後から振り返るための媒体として使いづらい印象を受けたので別の媒体に、せっかくなら字数にとらわれずに感想をまとめておきたいと思いました。
ということでnoteを始めようとしたのですが、余りにも文章を書くのが下手かつ遅筆なので記事完成に至らず年末に。
ただ、結局何もしないままというのは悲しいのでとりあえず今年遊んだゲームの端的な感想を一つの記事にまとめてみることにしました。
エンディング等についても触れていこうと思っているのでネタバレを避けたい人は注意していただきたいと思います。
一区切りつくまで遊んだゲーム
・マリオ&ルイージRPG DX
GEOにて中古品が売られていたので購入したのが22年末。そこから年をまたいで1月上旬ぐらいにクリアしました。プレイ時間は20時間ぐらい。
ゲラゲモーナという魔女?にピーチ姫が声を奪われてしまったから取り戻しに行くぞ!みたいなのがストーリーのあらすじ。ストーリー内では兄弟の仲の良さが垣間見える場面があったりコミカルな場面があったりで全体的にわかりやすくまとまっていました。
マップ移動、戦闘の随所にアクションが散りばめられていたので作業感が出にくい印象。アクションを各地で新しく覚えて新しい場所に行ってストーリーを進めていく感覚はどこかメトロイドを彷彿とさせます。戦闘においても、タイミングよくボタンを押すというアクション部分とと敵の弱点を推測して適切な行動を選択するRPGらしい戦闘部分がいいバランスで成り立っていました。
・SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
友達から借りました。プレイ時間は二週やって50時間ぐらい?プレイ時間を確認する手段がないので正確な時間はわからないですが大体これぐらい。
ストーリーのあらすじは、不死身の能力を持つ「九郎」という少年が何やらいろんな人に狙われてるからお守りせねば、みたいな感じ。フロムの他作品に比べてストーリーはわかりやすい印象。九郎様をはじめ、現在の状況を口頭で説明してくれる人が多くてありがたいです。
このゲームの本質である戦闘については、敵の攻撃を弾くことで敵の体幹を崩して忍殺という文字に起こすとシンプルなもの。ですが、これがとても難しくて奥深い。特に、防御のターンに弾きを狙うというリスクを負うことで相手の体幹に継続的にダメージを与えられるというリターンが得られるというゲームバランスが本当に面白かったです。
一方でそのゲームデザイン故に、フロムの死にゲー作品の中で最もごまかしが利かない作品になっていると感じました。単純にアクションゲームが苦手な人にとっては一番難しいフロムゲーとなり得る難易度であることも確かなので脳死でオススメできるゲームかと聞かれたらそれは違う気がする。
・7 Days to End with You
セールになっていたので購入したような気がする。全エンド回収で10時間ぐらいでした。
ジャンルはノベルゲーム。言語学オリンピックのように、ヒロインの喋る謎の言語の解読をしながらストーリーを理解していくゲームデザインです。マルチエンディング形式で、言語の理解のためにも何週もゲームをクリアする必要があるため、一週目から全部理解しようとせずとりあえず適当に推測しまくってサクサク進めていくのが大事だと感じました。
いくつかの重要単語とその他のうち4割ぐらいの単語がわかればエンディングを全回収することは可能だと思います。解読難易度についても直接日本語訳が与えられる場面はほぼないだけで、ヒントをしっかり回収できれば十分に解読できるレベルだと思います。
未知の言語を手探りで解読していく作業は初めてだったのでとても新鮮で楽しかったですね。他にもこういったゲームを遊んでみたい。
・ELDEN RING
過去に友達から借りて一度クリアまで遊んだのですが、また遊びたくなったのでPS5の本体と一緒に購入。エンディング関連のトロフィー2個を除いた他のトロフィーは回収済み。今年のプレイ時間は130時間ほど。ちなみに初見からクリアまでも大体130時間ぐらいだったはず。
一般的なARPGに経験値を消費して任意のステータスの数値を1上げるというキャラビルドシステム、考察しがいのあるストーリーを組み合わせたソウルシリーズにオープンワールド要素を組み合わせたのが本作。キャラの挙動的にはモンハンを彷彿とさせる一方で、ボスとの戦闘、特に人型の敵との戦闘はどちらかというと格ゲーのCPU戦に近いと感じました。
強武器・強戦技の使用、適正レベルを上回るレベル上げなどで割とプレイヤースキルを誤魔化せる面があるのでフロムゲーの中では死にゲー未経験者に薦めやすい側の作品ではあるような気がする。ストーリーは考察してくれてる動画とか見ないとよくわからん。
・ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム
待ちわびたブレワイの続編、普段はパッケージでソフトを買うのですがこの一作だけはネタバレを踏みたくなくてDL版を購入。プレイ時間は190時間で達成率は70%ほど。
もはや説明不要の傑作。前作のブレワイと比較してもゾナウギアや新しい特殊能力、空や地底が追加され倍以上の広さになったフィールドなど新しい要素が多く追加されていました。同じ土地を冒険していながらも、ブレワイ時の見知らぬ土地を開拓し、様々な発見をする楽しみが失われていなかったことに感動。道端のオブジェクトからBGMに至るまで様々なところに世界観などを味わうための要素が散りばめられているゼルダらしさも健在。過去作のリンクの衣装や装備を探索で発見できるというファンサも非常にうれしかったです。
繰り返されるご先祖様のお話と、リンクのことを覚えているキャラの少なさだけが惜しい点かなと思います。特に、続編と銘打ったのであればもう少しリンクのことを覚えているキャラはいても良かったのではないかと思います。空島が少なく感じたことに関しては、冷静に考えると空島が多すぎたら地上が影だらけになって上を見ても青空の面積が少ないとなると気が滅入る気がするので実はこれぐらいがいい塩梅な気がします。
なんやかんやでクオリティは圧倒的な上に、多分ブレワイやってなくても遊べる。なんならティアキン→ブレワイも案外無しってレベルではないかもしれない。結論、みんなティアキンを遊べ。
・Bloodborne
GEOで中古が安かったので購入。しかし、PSstoreのセール時には1000円という超低価格で買えるのでみんなはセール時にPSstoreで買おう。幼年期の始まり以外のエンディングトロフィーのみを残してプレイ時間はおよそ70時間。
単純にトロフィー取得率で難易度を評価するのであればソウルボーン最難関に位置する本作。最初のボスであるガスコイン神父討伐で得られるトロフィーの時点で取得率が50%を割っている。が、これの一番の原因は恐らくゲームが安いことであると私は考えています。なんか評判がいい、しかも1000円という前情報のみで死にゲーという概念も知らないまま購入してしまったが故に、キャンプファイヤーで散っていった狩人がたくさんいるものと思われます。南無。
では、実際の難易度はというと多分SEKIROと同じからやや低め程度かなと思っています。先ほど挙げたガスコインも恐らく強さ的にはマルギットぐらい。……ちゃんと強いな。ただ、リゲインシステムや難易度が高い原因の一つである銃パリィを理解してしまえばSEKIROとは別ベクトルの爽快感ある戦闘に病みつきになること間違いなし。コズミックホラーの雰囲気を醸し出す19世紀の。ーロッパという世界観も非常に魅力的で考察しがいがあります。
ガスコインを倒せるころには最低限のプレイヤースキルは身について、回復アイテムの回収マラソンも安定するようになるはずなのでガスコインが突破できればDLCエリアまでは苦なく進めるはずなので投げてる人も頑張ってほしい。
・ARMORED CORE VI
パッケージで購入。個人的には優勝間違いなしと思われたティアキンを抑えゲームオブザイヤー。人生初トロコンもさせていただきました。プレイ時間は75時間ほど。
10年の時を経て、近年ダークファンタジーを作り続けていたフロムが作ったロボゲー。最新作を求めるミームが独り歩きするのもよーくわかった魅力の詰まった一作。
ストーリー良し、強すぎるやつらはナーフされたので難易度も良し、ランクマの実装によって長く遊べるのも良し。肝心の戦闘アクションに至ってはTGAでベストアクションゲームに選定されるというお墨付きのクオリティ。後日、ACVIのみについて長々と魅力を語る記事も投稿したいと思っています。記事を投稿次第リンクを追記予定。どういう心持で挑めばいいかを学べるという意味ではフロムの死にゲーデビュー作替わりにこれを選ぶのもアリかもと思っています。
・シロナガス島への帰還
セールだったのでswitch版を購入。プレイ時間は追加シナリオ込みで20時間ほど。文を読むのが遅いので20時間かかったが読むのが速い人はもっと早く終わる。
クリアした所感としては王道の同人ノベルゲーム。推理アドベンチャーの他にホラーの側面を持つことも相まってIbや青鬼に代表されるフリーホラーゲーの雰囲気があったように思います。とはいっても10時間以上はかかるレベルの文量があるのでストーリーはそれらより濃いと思います。また、後から実装されたCVについても良かったと思います。
どうやら次回作の制作の話が上がっているらしいので時間があれば後々発表予定の次回作と合わせてやってみるといいかも。
・スーパーマリオ ワンダー
パッケージ版で購入。友人3人とオンラインマルチで攻略を進めて約30時間で全収集要素を回収。
実はこれもかなり久しぶりな2Dマリオ完全新作。マリオメーカーを出してしまって2Dマリオの最新作なんてもう見れないものだと思っていたので新作が遊べて嬉しかったし、コースの完成度も素人のそれより高かったと感じました。流石任天堂。
難易度に関しては難しいコースは本筋から隔離されていたため、クッパを倒しに行く分には簡単にクリアできるものとなっている。もう少し難しいステージが多くても良かったと思わないこともないですが、冷静にこのゲームの本来のターゲット層を考えると逆に難しいコースも用意してくれてありがとうの一言です。
オフでもオンでも多分マルチでワイワイやるのが楽しいので周りの友達と遊ぶ約束をして大人数で遊ぼう。
・スーパーマリオRPG(switchリメイク版)
パッケージで購入。15時間弱でストーリー完走。スーファミ版は任天堂とスクエニの不仲説が出る前の作品らしい。
ジャンルはコマンド選択式のRPGでコマンド選択後の攻撃ターンや防御ターンにアクション要素が存在するゲームシステムが売り。マリオシリーズのRPG作品系列の原点だけあって戦闘自体が面白いです。
お助けモード実装や、そもそもすれ違ったモブを全員倒す程度していたらノーマルモードでもレベル過剰になる上にプレイアブルキャラの性能が高いので、難易度は非常に低く誰でも気楽に手に取れる作品だったと思います。
未クリアのゲーム
・Hollow Knight
switchのダウンロード版を購入。プレイ時間は暫定20時間ほど。鬼のように強いボスに阻まれて挫折中。本作をクリア済みの研究室の先輩曰く、そいつは1つ壁だから歯を食いしばって突破しろ、とのこと。頑張ります。
ゲームジャンルは死にゲーの要素を強く持つ2Dメトロイドヴァニア。プレイアブルキャラがキビキビ動くので探索が楽しい。自分で到達したところがマップに増えていき、新しく入手した能力を駆使してこれまで進めなかった箇所へと進む感覚を楽しむならこのジャンル一択ですね。
私が詰まっている箇所に限らず、ボス戦は総じてかなり高難度だと思います。これは2Dな上に割と簡素な地形で戦うことが多い性質故にごまかしが効かず、敵の攻撃の回避手段に対する想定解の動きができなかった場合や欲張った動きをした場合に咎められやすいことが原因だと思います。
世界観も非常に凝っているのでオススメ作品と言えばそうなのですが、虫を基調とした各種デザインが受け付けない可能性があったり単純にゲームが難しすぎて手に負えない可能性があったりなので誰にでも薦めまくるのはよくないかなという位置づけな印象。
・リングフィットアドベンチャー
アドベンチャーモードを1からスタートしてステージ20手前ぐらいで断念中。理由は帰省中リングフィットのためにテレビを使えるような状況ではなく、結果リングフィットをする習慣が消えたため。
一回エンジンがかかってしまえばしばらくは遊ぶ習慣がつくだけの面白さがあるフィットネスゲー。なのですが、逆に一回遊ばなくなってしまうと再開のハードルはやっぱりかなり高い気がします。どれぐらい運動嫌いなのかにもよりますけどね。
・NieR:Automata
中古でps4版を購入。三週目の途中までで20時間ほどだったはず。積んでる理由はずさんなスケジュール管理の結果ティアキンの発売日までに終わらなかったため。
近年のスクエニ作品の中で最も評価が高い印象を受ける一作。ジャンルはアクションRPGですが、敵の攻撃が弾幕だったりシューティングパートが多く挟まったりで2Dシューティングの色もかなり濃い印象があります。
二週目時点ではストーリーに謎が多く残っていたはずなのでそもそもこのタイミングで感想を書いていること自体が良くない気がしています。時間を見つけてキリがいいところまで進めてしまいたいところ。ただ、余りにも2Dシューティングが下手すぎるのでストーリーを追うためと割り切ってeasyモードに変更する選択肢を視野に入れないといけないかもしれないのが悲しい。
その他今年遊んだゲーム
・Splatoon3
今年は対人戦は友人に誘われたときのみ遊び、基本的にサモランをプレイしていた。
遊んでいた時期的には2~3月が最も熱があったと思います。当時新ステージとして実装されたばかりのすじこジャンクションを野良カンスト(8ミス)できたのに満足したあたりで別のゲームに移ったと記憶しています。
サモランに関して言えば座学でも実力がかなり伸びること、その座学用の参考文献が探せばすぐにたくさん見つかること、敵がCPUなので経験値の蓄積がプレイに反映されやすいこと、などからこっちを目的にゲームを買うのすらアリだと思います。
対人に関しては今の環境のことは全然わからないですが、なんやかんやでプレイ人口は割といる方だと思うので今から始めても全然いいんじゃないかなと適当に言ってみたり。
・eBASEBALL パワフルプロ野球2022
主に栄冠ナインとパワフェスをプレイ。まあまあな時間遊んだので強いプロ選手やOB選手の名前が少しずつ頭に入ってきている。とりあえずそれなりの転生を引ければ3年あれば甲子園優勝ぐらいなら何とかなるっぽい。
・Arcaea
数年単位でのんびりやってる音ゲー。プレイ時間はわからん、結構やってます。今年でポテンシャルは11.6ぐらいから11.98まで伸びました。……伸びたと言っていいのか?来年こそは星ポテに到達したいです。マジで。
・maimai
こちらは、今年の12月ぐらいから急にモチベが湧いて練習し始めて現在のレートは12500(銅レ)ぐらい。ひとまず虹レを目標に下埋めをコツコツやろうと思います。
来年は定期的にリザルトを張り付けてフィードバックを得る記事を書いていきたいというモチベだけはあります。
総括
今年はフロムゲーを中心に割と重いタイトルを遊んだなぁと思いました。来年はとりあえずモンハンW:IB、ダクソ3を逆転裁判456までにクリアしてからがスタートかな。